内容説明
人にモノを買わせるのは、何か?「シズル」とは、ステーキを焼くときのジュージューという音のこと。つまり、ステーキを売るためには「匂い」や「音」を売るのが重要というわけだ。著者のエルマー・ホイラーは、20世紀半ばに活躍した営業講師・コンサルタントである。ホイラーワードラボラトリーを設立し、10万5000もの売り文句を分析、1900万人に実験した。その結果「大多数の人に買わせるフレーズがある」と確信し、「ホイラーの5つの公式」としてまとめた。本書ではあらゆる商品を売り込む「シズル」の見つけ方、「イエス」と言わせる売り文句はもちろん、セールスマンが心得るべき言葉遣い、契約書を取り出すときのテクニックや、相手から「反対」されたときの対応方法など、人間心理を巧みについたセールステクニックを明らかにしている。
目次
ホイラーの五つの公式(ステーキを売るな、シズルを売れ!;手紙を書くな、電報を打て!;花を添えて言え! ほか)
ホイラーの三原則(角型洗濯ばさみを何百万個も売った、七文字の簡単なフレーズ;五セント白銅貨を一〇セント銀貨に変えた簡単なフレーズ;彼らは先週もブルックリン橋を売っていた)
ホイラーの公式、ルール、原則、法則の適切な実例(最初の一〇語はそれに続く一万語よりも重要である;「立派な注文書」がサインをするわけではない;お客様の「体温」を測るには ほか)
著者等紹介
ホイラー,エルマー[ホイラー,エルマー][Wheeler,Elmer]
1903年生まれ。営業講師・コンサルタント。新聞の広告営業を経て、ホイラーワードラボラトリーを設立、10万5000にもおよぶセールス文句を分析し、1900万人に検証した結果、いわゆる「ホイラーの5つの公式」を発見する。メイシーズなどの大手百貨店、ホテルチェーン、石油会社、クリーニングチェーン、バイオリニストなど多岐にわたる顧客の売上向上に貢献した。1968年死去
駒井進[コマイススム]
1920年生まれ。日本マネジメント協会会長、(社)全日本能率連盟理事、米国公益法人IMCA理事を歴任。2003年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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るい
ゆき
Yuichi Yamasaki
くろまによん
yyhhyy