内容説明
「テープリーディング」は、今で言う「板情報の解読」によってさまざまなニュースをいち早く察知し、株価の当面のトレンドを確定する科学である。稀代の相場師ジェシー・リバモアも用いた投資手法だ。著者はテクニカル分析の先駆者としてテープ解読や価格変動の研究に多大な功績を残しており、本書は“魔術師”リンダ・ラシュキもたびたび読み返すという。あらゆる株式トレーダーが本書から大きなヒントを得ることができるだろう。
目次
第1章 はじめに
第2章 準備段階での注意
第3章 諸銘柄の分析
第4章 ストップ注文、トレード原則
第5章 出来高とその解釈
第6章 マーケットテクニック
第7章 閑散相場とチャンス
第8章 チャートから指針や指標を読み取る方法
第9章 デイトレード対長期トレード
第10章 いろいろな実例と提言
第11章 克服すべき問題―利益確定の方法
第12章 トレードを手仕舞う―研究家への提言
第13章 二日間のトレード
第14章 大きなスイングに適用される原則
著者等紹介
ワイコフ,リチャード・D.[ワイコフ,リチャードD.][Wyckoff,Richard D.]
19世紀末から20世紀始めのアメリカで活躍した株式トレーダー、投資コンサルタント、ジャーナリスト。株式トレードで輝かしい成功を収め、その経験を基にアドバイスと啓蒙活動に貢献した。特にマガジン・オブ・ウォールストリート誌の創刊者・編集者として有名。ダウ、リバモアなど当時の一流理論家、高名相場師の理論と実践にも通じており、独自の投資システムを確立した
鈴木敏昭[スズキトシアキ]
愛知県生まれ。1972年東京大学文学部言語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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四ツ谷