内容説明
本書は為替市場の歴史のそれぞれの局面で、正面から相場に取り組み、市場に翻弄されながらも、生き抜いてきた百戦錬磨の日本人ディーラーたちのインタビュー集である。そこで展開された相場の動きや、そこでディーラーとして何を考え、いかに行動したかを知ることは、市場に関心を抱く一般的な人はもとより、プロのディーラーや、最近増加が著しい個人FXトレーダーにもおおいに参考になるはずだ。
目次
第1部 そのとき何を考え、どう反応したか(久保田進也;坂本軍治;堀内昭利;向坊洋之;吉田稔;高橋保恵;福住敞綱;ジョージ舟木;杉山公一)
第2部 市場での人々の役割と相場形成(市場参加者の種類と相場へのかかわり方;個人と組織の役割;相場は動かせるか;ディーリングに方法はあるか;東京外為市場の変遷)
著者等紹介
小口幸伸[オグチユキノブ]
1950年群馬県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。シティバンクでチーフディーラー等、ナショナルウエストミンスター銀行で国際金融本部長を歴任。現在は、通貨・国際投資アナリストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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