内容説明
“ビッグ5”と呼ばれたアメリカの大手会計事務所。そのジレンマが引き起こした倒産劇とは―。会計監査からコンサルへ…名門企業、苦悩の末路。
目次
第1章 アンダーセンの終幕―監査法人の崩壊
第2章 アーサーズの量産―監査業務の均一性
第3章 情報開示の良心―監査の役割
第4章 解釈と表現方法の多様化―資産と利益
第5章 本心との葛藤―会計監査のバランス感覚
第6章 現実と仮想の境界線―積極的な会計手法
第7章 毒か薬か…可能性を追求する時代の企業会計
著者等紹介
清水昭男[シミズアキオ]
1983年、南イリノイ大学コミュニケーション学部卒。トウキョウ・フォレックス、タレット・アンド・トウキョウ・インターナショナルを経て、CBOTアジア・パシフィック代表を務める。その後、ブルームバーグ・ニュースのレポーターとして、CATVの相場レポートを担当。現在は、フリーで翻訳・執筆を中心に活動中
小川集[オガワアツム]
1952年生まれ。長崎県出身。1971年県立大村工業高校機械科卒業。1975年川崎のぼるプロダクションでアシスタント。1981年独立。ゴルフや釣りなどの業界漫画を中心に、歴史学習漫画の単行本なども制作。広告用イラスト、カットなど幅広く手掛けている。2001年より宇都宮アート&スポーツ専門学校漫画コース講師
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