内容説明
ナチス支配下のハンガリーに生まれ、ユダヤ人の悲哀を味わったジョージ・ソロス。投資の世界で名声を勝ち得る反面、政治的強者に対する抵抗の姿勢を鮮明にする。あるときは東南アジアの通貨危機を演出した投機家として悪のレッテルをはられ、あるときは社会主義時代の東欧に大量の情報機器を送り、現地の民主化運動を支援する慈善家として尊敬を集める。世界を動かす大投機家の素顔に迫った珠玉の伝記コミック。その知られざる人間ドラマは、投資や投機に関心のない人にとっても一見の価値あり―だ。
目次
イングランド銀行
マネーゲーム
サバイバル
ロンドンのユダヤ人
ニューヨークのトレーダー
混沌
ゴールデンチーム
別離と再生
魔法使いと弟子
開かれた社会を求めて
ブラックウェンズデー
公聴会
トレンドとリスク
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
近藤雄一朗
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ジョージ・ソロスの生涯を簡潔にまとめた著書。ざっくりしすぎだけど、概要を理解するにはちょうど良い。 マンガとは言え、先物やオプション、投資内容についても書かれていて、その辺は飛ばした。 ソロスはユダヤ人だったんだな。第二次世界大戦時はかなり苦労したみたい。よく生き抜いたな。 もともと勉強好きで、若いころから多言語を話せた。いきなり世界的な投資家になったわけではないのね。そりゃそうだ。ぽっと出で何兆も稼げるわけないか。2015/03/05
Muga
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ジョージ・ソロスの人生は面白かったのだけど、マンガの出来としてはイマイチ。説明不足で意味が取りづらい箇所がいくつか。2022/01/16