内容説明
14歳で株式賭博のチョークボーイからスタートし、金融王モルガンや鉄鋼王カーネギーを向こうに回し、投機王としてウォール街に確固たる地位を築いた。その人生はまさに波瀾万丈―。1929年の大恐慌を予測した空売りで巨万の富を得たかと思えば、奈落の底に落ちていく悲劇も味わった。株式の世界で頂点を極めたリバモアの伝説は、現代においても通用する多くの示唆に富み、すべての投資家をめざす者にとって最良の教科書となる。
目次
第1章 突貫小僧誕生
第2章 ウォール街へ、そして破滅
第3章 サンフランシスコ大地震
第4章 JPモルガンの要請、市場の運命を握った日
第5章 商品相場、コットン・キングとの出会い
第6章 再起のリバモア、第一次世界大戦
第7章 戦下のコーヒー相場とウォール街最後の買い占め
第8章 金融大恐慌
著者等紹介
小島利明[コジマトシアキ]
1945年群馬県出身。ピープロのアニメーターを経て、少年画報の『サッカー番長』(原作/吉岡道夫)でデビュー。少年マガジンの『愛の戦士レインボーマン』(原作/川内康範)で人気漫画家になる
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