感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
44
★★☆☆☆約1世紀前に活躍した投資家、本多静六。彼の富の築き方が赤裸々に語られる。収入の1/4を貯金に回す『四分の一貯金法』は、お釈迦様も説かれた代表的なメソッド。ただ今の私には、お金の生かし方より、会議での発言方法が参考になった。【印象的な言葉】①失敗は社会大学における必須課目である。②手ッ取り早く成功せんとするものは、また手ッ取り早く失敗してしまう。③重要な会議ほど、先ず人の意見を聞いて、然るのちおもむろに自説を持ち出す。それも成るだけ人の意見に賛成し、それを補足する意味において一言する形でやる。2018/01/30
Hironobu Takegama
7
Kindle版読了。 学者・投資家として成功を収めた本多静六の名著。如何にしても投資に成功して財産を形成して来たのか。また人間が成功するための処世術が盛り込まれている。 一読の価値が十分にあった。2018/03/29
まいくん
3
貯金に対する執念がすごい。毎月給料の4分の1を貯金に回し、月末は金欠でごま塩ばかりの生活って。子どもが「今日もごま塩?」と泣き顔をするとかやり過ぎでしょう。それでも貯金の金利でどんどん増えていき、努力が実って生活も楽になっていった。これだけの財を成して名を残すのだから一般人には理解できない変わり者なのだろうか。2018/04/04
Shohei I
2
本多静六自身の貯金・投資について書かれた一冊。 貯金ができない人や投資をしたいと思っている人は、ざっと読んでみてもいいかも。2018/04/14
Shons_a
2
インベスターzで紹介されていたので読んでみた。 著者の紹介はそちらに任せるとして、平凡な人でも財産は築けると身を持って教えてくれる本。給料の一部を天引きで貯金して残りで生活すれば自然とお金は貯まるよ、ホント。 財産告白と言いつつどうやって資産を築いたかを述べているのは前半だけで、後半は人生訓を語っていていかにも自己啓発書だと思った。 まあ、人生の財産は何も有形資産だけじゃないし多少はね。2018/03/13