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内容説明
エスヴァルドの王太子レオンハルトと神官のナザリオの結婚式が終わり、エスヴァルドは王太子妃の祖国である小国フィオラノーレに財政支援をすることが決まった。調査のための使者として、エスヴァルドからは王の甥のクラウスが向かうことになり、ナザリオの従者であるティモも同行することに。しかしティモは、誰からも好かれるクラウスになぜか苦手意識を持っており、さらには同行の警護のひとりがティモに手を出してきて…！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
21
神官さまより不憫健気じゃないか！衝撃のティモくんが幸せになって良かった。ラストに騎士さまのFT展開、驚いたよ。2020/11/29
anko
18
『王子は無垢な神官をこよなく愛す』のスピンで前作の当て馬だったクラウスとナザリオの従者だったティモ。人身売買やら横領やら悪行三昧だった元大司教に子供の頃に虐待され辛い思いをしてきたティモがクラウスに包み込むように守られて溺愛されるお話し。前作のメイン2人もちょこっと登場し相変わらずのラブラブ具合が何とも。クラウスとティモも同じ様にラブラブカップルになるんでしょうね。ティモに手を出そうとした貴族の騎士も隠れていた大司教もそれ相応のざまあがありすっきり。それにしてもティモ怪我し過ぎだわ。 〈Ｋ〉2020/11/29
とすたん
10
「王子は〜」のスピン。前作のあて馬だったクラウスさんが攻め。とてもよくできたお人だったのでお相手にめぐりあえてよかった！いろいろな秘密があきらかになるのでドキドキしながら読みました。面白かったです。2020/12/03
ももちゃん
9
スピン。本編の方で好きだった騎士クラウスさんとナザリオの従者ティモのお話。 ちゃんと大司教ざまぁ展開があってよかた。2021/04/30
青音
7
★★★★★【ひかりTVブック】『王子は無垢な神官をこよなく愛す』のスピン。前作でフラれた金髪碧眼の美形クラウスが非常に勿体なかったので、お相手が出来て良かった。お相手は前作の主役ナザリオの従者ティモ。馬車から落ちて怪我をして、ほとんど出番が無かった人なので意外だった。極悪人の前大司教も捕まり安心したが、ティモ達の母である王の妹は、このまま何の罰も受けず安穏に暮らしていくの？自分の子供達を地獄のような場所に放り込んでおいて、自分は王族として何不自由ない生活を送ってた。そこが納得いかなかった。 2020/11/21
