内容説明
ＦＢＩ特別捜査官だったケンドラが、十九世紀のイギリスにタイムスリップしてから早くも六カ月。インターネットや携帯などないこの時代での生活にもようやく慣れてきたが、いまだに元の世界に戻れずにいた。そんな中、ロンドンで奇妙な殺人が発生する。被害者は政府の要人であり、そのうえ遺体の一部には行為的に行なわれた欠損があった。政治に激震を起こしうる重大な事件に、ケンドラが立ち向かう。時間シリーズ第４弾！
著者等紹介
マッケルウェイン，ジュリー［マッケルウェイン，ジュリー］ ［ＭｃＥｌｗａｉｎ，Ｊｕｌｉｅ］
ソープオペラ専門誌の編集者で作家。カリフォルニアのロングビーチで暮らしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アカツキ
15
ケンドラ・ドノヴァン4作目。さびれた教会で全裸で舌を切られた男の死体が見つかる。現場に駆け付けたボウ・ストリートの探偵サムは死んだ男が政府の要人であることに気付き、公爵を通じてケンドラの力を借りようと早駆けの使者を送る…。今回は事件オンリーで現代やタイムスリップはお休み。相変わらずロマンス要素は薄いものの度々差し挟まれるH/Hの仲睦まじい様子にほっこりする半面、そろそろケンドラも観念して結婚すればいいのにと思ってしまう。2020/07/27
みるて
3
図書館の本 読了2022/11/06
aoich
1
そして現時点で読めるのはここまで。続刊をお待ちしています。 このシリーズ、どうしてもコーンウェル『検屍官』シリーズ初期を連想するが、さらにそれっぽい。また、始めの事件からそうだけど、わりとロマンス小説でメジャーな事件をモチーフにしているので、それらを連想してしまうのだが、まぁもしかしたら、オマージュなのかもしれない。 ヒロインはいよいよ吹っ切れたように生き生きと飛びまわり、もうRPGの登場人物のようではない。この先の彼女の心の変化や活躍を期待したい。2021/07/08
