内容説明
結婚して1年も経たずに船の転覆事故で夫・ペンロス伯爵を亡くしたジリアン。その事故は、夫から数々の酷い仕打ちを受けていた彼女にとって、悪夢からの解放と自由を手にした瞬間だった。死んでも喪に服さない、そんな決意を固めていたジリアンは、第八代目ホイッティントン公爵・ジャスティンの弟で親友のケイスと共に、度々舞踏会に姿を見せていた。一方、理由を知らない社交界は、ジリアンのスキャンダルで持ちきり。ジャスティンもジリアンが弟のケイスを誑かしていると思い込み、直接彼女に会い文句を言おうとしたが…。
著者等紹介
バンクス,マヤ[バンクス,マヤ] [Banks,Maya]
エロティックロマンス、ロマンティックサスペンス、コンテンポラリーロマンス、スコティッシュヒストリカルロマンスで『USAトゥデイ』『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー入りを果たす。アメリカの南部に住む
草鹿佐恵子[クサカサエコ]
京都生まれ。大阪大学人間科学部卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
期待通りサイコーだったわ。二人が雪の中でじゃれあってるところなんて、絶妙。雪国の人ならわかると思うけど、雪って、童心に還えったり、絆を深めたりさせる不思議な力があるのよ。あのシーンはキュンキュンしたわ。そして、ラストの一行、とっても良かった(☆∀☆) 過去作だから続編は無いみたいだけど、ケイスを独りのままにしておくなんて、勿体ない、勿体ない。ホークも謎の男のままだし。この作品が、今まで日の目を見ていなかったなんて、勿体ない、勿体ない(^_-)2019/12/15
みみ45
5
マヤ・バンクス作を知ってて読んでなかったら、わからなかったかも。お話的にはよくあるような感じですが、ヒロインにメロメロなヒーロー好きには、楽しい1冊でした。2020/01/25
矢田ふみえ
5
読みやすいのは、筆力なのか。2019/12/21
kokorika
1
夫のDVにあっていたジリアン。彼の死後、社交界の規律を破り夫の喪にふくさない。インドから帰国したばかりのジャスティンは、弟がジリアンに惑わされていると心配する。しかし、ジャスティンは彼女の美しさ、自立心や勇気を知るにつれ彼女に惹かれる。ジリアンの命が狙われた事件が起こり、二人は更に親密になり結婚を決める。後半はジャスティンの決意とジリアンの彼を護ろうとする勇気、弟ケイスと従兄弟のホークの協力する姿が良かった。ケイスとホークの続編が無いのが残念。2024/02/11
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