- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・少女
- > ティーンズ・少女その他
内容説明
五年経って同じ気持ちだったら、もう一度、お前に好きだって言う―高校の卒業式当日、友人の藤城にそう告白した瀬戸。互いに眼鏡をかけていることから「ダブル眼鏡」と呼ばれていたふたりは、同じ大学に通うことにもなっていた。けれど、瀬戸は告白とともに藤城の前から姿を消し、五年間、連絡をとることをしなかった。瀬戸が告白したのは、藤城への想いを断ち切るためだったけれど…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
17
高校時代の親友同士の二人。卒業式に「5年後に好きだったらもう一度告白する」と受が告り逃げした5年後再会して無事付き合える様になってからも、相手にダメな所を見せられずお互い斜め方向に頑張ってしまうのが初々しい。2018/11/06
tanya
6
お互い好きなのにすれ違ってる辺りテレテレしながら読み進めました。言葉で縛られず自分の生き方決める2人を応援します。2018/11/24
tanya
3
整理の為の再読。やっぱり5年後の再会がニマニマ。サラッと読了。2020/05/20
泉海咲
1
2人共もう大人ではあるけれども、5年間会っていなかったこともあって初々しい恋愛だった。島崎さんが登場から退場まで徹頭徹尾当て馬感の漂う、良い奴な当て馬の見本みたいな人だったなぁ。挿絵はシンプルでスッキリしていてでも上手くて好きだな。2019/04/09