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内容説明
社交性に乏しく、二度目以降のシーズンのロンドン行きを望まなかったブロンウィンは、大好きな小説や家族に囲まれていれば幸せだ。でも、ときどき考えてしまう。お気に入りの小説に出てくるような素敵な男性との本物のキスは、どんな感じがするのだろうと。そんな彼女の前に、まるで物語から抜け出したかに思える容姿の男性が現れた。広い肩と胸板、細く引き締まった腰。まるで美の化身も同然の人物は、服装からして狩人に違いない。そう思っていたブロンウィンだったのに、彼の正体は王子で―。
著者等紹介
ホーキンス,カレン[ホーキンス,カレン] [Hawkins,Karen]
『ニューヨークタイムズ』『USAトゥデイ』のベストセラー作家。ヒストリカルロマンスを中心に多くのシリーズを生み出している
卯月陶子[ウズキトウコ]
文芸翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
14
眼鏡ヒロインが森でロマンス小説を読んでいると本から飛び出してきたようなヒーローに出会ってキスされてしまう。その後、招待された舞踏会でヒーロー再会。実は王子だと知って…。ヒーローがヒロインを束の間の遊び相手にするつもりだと話しているのを立ち聞きしたヒロイン。逆にヒーローを夢中にして捨ててやろうとロマンス小説からヒントを得た誘惑作戦がヒーローに及ぼす影響が可笑しい。シンデレラをモチーフにしているとのことだけど、ギスギスしたところがなくて読みやすい。2020/05/20
矢田ふみえ
5
ありえなさそうな話だけど、コミカルにえがかれていておもしろかった。2017/12/23
結愛
4
プレボーイ王子様と本が好きでメガネをかけてるヒロイン。 遊びのつもりでヒロインに目をつけたのにいつの間にか本気に…。 シンデレラがモチーフらしいが甘々な話ではなく…ヒーローもヒロインも一筋縄ではいかないタイプ(笑)2019/03/14
EDAMAME
2
ヒロインのじょっぱり(意地っ張り)がすごい2017/12/19
kokorika
1
シンデレラをモチーフにしているが、甘々で感じではなく、王子も中々愛を自覚しない。大公女とヒロイン母は結構曲者で、策を労し王子に選択迫る。私的にはあまり好きな展開ではなかった。ヒロインの一般的な淑女の型にはまらいところ、ラストの王子がヒロインを救うところはよかった。。2018/06/03