内容説明
漁港は僕たちの三ツ星食堂だ!首都圏より片道2時間以内!旨い魚を知り尽くした著者がとっておきの漁港&地魚を紹介。
目次
東京湾(東京湾について;柴漁港「小柴のどんぶりや」 ほか)
番外編 外房(外房について;伊戸漁港「漁港食堂だいぼ」 ほか)
相模湾(相模湾について;毘沙門漁港「毘沙門茶屋」 ほか)
駿河湾(駿河湾について;田子の浦港「漁協食堂」 ほか)
著者等紹介
うぬまいちろう[ウヌマイチロウ]
イラストレーター。1964年生まれ。書籍、雑誌、広告など多岐に渡り活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
40
海釣りにハマったことがきっかけで料理好きになって以来、本書の表題や“漁協”とか“漁師料理”という言葉に異常に反応するようになりました。これは港々に女が……ではなく旨い食堂があるというグルメ・ガイド本で、これまで訪れた漁港食堂や漁港居酒屋を思い出しながら楽しく読了しました。2023/12/01
booklight
31
力作。取材から文章も写真もイラストまですべて自分で。釣りも船も料理も食べるのも大好きな作者なのでこだわりがすごい。カラーの魚のイラストは生きている状態にこだわり、あまり見たことのない色が使われていたり、漁船のイラストに漁法の図解までついている。そして首都圏から片道2時間の漁港の旨くて安くて量のあって趣のある「食堂」の紹介。どれも実においしそう。新鮮な魚介ありきのメニューが頼もしい。保田港の浜焼きは、定置網でとれたものを色々食べられるのが楽しそう。毘沙門港も雰囲気がよさそう。文章が一本調子なのが玉に瑕かな。2023/11/26
幹事検定1級
27
安くて美味い漁港の食堂を紹介する本。東京湾でもたくさんの漁港の食堂があるんですね。行ってみたいお店もたくさんありました。図書館で借りましたがこれは手元にあった方が良さそうです。(図書館本)2018/03/12
Tenouji
7
おぉ、職場の近くに、こんないい場所があったのかw!2017/07/30
イロハニ
6
旨い!安い!量がある!趣がある!を定義として首都圏より片道2時間以内の域内で渚渚から発見したオモロ!なお店達!全編くつろいだ雰囲気ながら漁港を取り巻く理科・社会科的視点の案内も光る!各土地の故事来歴に頷かされ著者の釣り人としての含蓄に感心する。お目当ての各お店への車道案内も楽しい。現地に纏わる多数のイラスト、カラー写真群は休日の解放感全開で海洋的な大らかさが溢れている。これは「雨の日の釣り師の傍ら」に「煩瑣な日常の寸暇」にもお奨めしたい本である。余談、大型魚は内臓が旨い!とは、この本で知った。2022/08/04