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内容説明
家具職人の娘エマは、両親亡きあと、十六歳の妹アニヤの面倒を見ながら宿を営んでいた。しかし、アニヤが宿泊客だった貴族とともに姿を消したせいで、住み慣れた故郷を離れ、サンクトペテルブルクに住む遠縁のヘリックを頼ることに決めた。妹を捜すためにヘリックが紹介してくれたのは、裏社会の支配者といわれるディミトリ・ティポヴァだ。見つめただけで吸い込まれてしまいそうな金色の―まさに堕天使の目を持つ彼は、圧倒的な力強さと男性ならではの魅力を兼ね備えている。けれど、ふたりの出会いは最悪で…。
著者等紹介
ロジャーズ,ローズマリー[ロジャーズ,ローズマリー] [Rogers,Rosemary]
ヒストリカルロマンス作家の女王と呼ばれる
荻窪やよい[オギクボヤヨイ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ子
8
なんだろう、このスッキリしない感じ。ヒロインの反発心や頑固さが鼻につくし、あれだけ必死に探し当てた妹からは辛辣な態度をとられて全く報われない。ロシアからイギリス、エジプトと壮大な冒険ではあるけど、ヒロインがなにかと自分勝手な行動をとるので、浸りきれずパラ読みです。2017/02/04
blue_ash
3
個人的に忙しくちょっとスピードダウンしたがシリーズ最後だし丁度よかったのかも。三作とも好みだったがこのヒーローヒロインが一番好きだった。実は一番最初この作品を本屋などでみて気になりこのシリーズに興味をもち読むことにしたがやはりだった。前作までのメンバーも顔を出してシリーズ〆めの醍醐味(ただ一作目の二人が出てこなかったのが残念…)。輪をかけて根性の据わり方が双璧でぶつかり合いも迫力があった。それだけに二人の家族の愚かさが際立つ皮肉。もう一冊三作カップル勢揃いでカップル群像劇風、後日譚をかねた賑やかなまとめ→2017/04/30
矢田ふみえ
2
見境なく行動してしまうヒロイン。無事でよかったね。2018/04/29
まめもち
2
シリーズ③。乞食皇帝ディミトリ×誘拐された妹を探すエマ。楽しみにしてたヒーローなのにガッカリ。助けを求めて来たヒロインに一目惚れして強引に迫るのはキャラぴったり。しかし振り回されすぎ。すーぐカッとなるし。ほんとに闇社会のボスなのか。部下のヨーゼフのがよっぽどしっかりしてた。ヒロインも男性を引きつける魅力の持ち主ならなぜ田舎に埋もれてた?妹の為と言い張り助言も手助けも無視するのが腹立つ。ロシアを飛び出してエジプトが舞台になるけど必要あったか?ヒロイン妹も自分勝手過ぎ。頑固な姉妹に振り回される男性の話かな。2017/07/27
kokorika
1
ヒロインは自立心、行動力、勇気があるがもう少し人の話を聞く思慮深さが欲しかった。ヒーローは裏社会を牛耳っているが結構ヒロインに一途、カリフもヒロインを助け、彼女への思いも真剣で良かった。後半のヒロイン妹、ヒーロー父のエピソードが後味を悪くしている気がした。2022/07/13
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