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マグノリアブックス
奇跡の書の守り人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 529p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784775525913
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

棺桶の絵とともに日付が書かれた葉書を受け取った者たちが、その日付に謎の死を遂げた。しかし、犠牲者のあいだにはなんのつながりもなく死因もまちまちで、関連性はまったく見当たらない。“最後の審判の日事件”として注目されるようになったこの事件を、FBIの連続殺人犯プロファイラーであるウィルが任されることになった。かつては優秀な捜査官だったウィルだが、今は勤務時間の終わりばかりを気にして時計を見ている無気力な鼻つまみ者だ。なかなか解決の糸口が見えない事件の発端は、七七七年の七月七日にまでさかのぼり―?

著者等紹介

クーパー,グレン[クーパー,グレン] [Cooper,Glenn]
ニューハンプシャー在住。『奇跡の書の守り人』でデビュー

出水純[デミズジュン]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

23
『ロンギヌスの聖痕』がなかなか面白かったのでこちらも読んでみた。本作がデビュー作らしいが、結構な力作。『ロンギヌス~』よりずっと面白い。棺と日付の入った葉書が届くとその日に死を迎える受取人。連続殺人鬼か?!とFBIが捜査に乗り出す。かつて辣腕捜査官だったウィルは女癖の悪さとアルコール依存症で今は定年を指折り数えて待つ日々。時折見せる鋭い指摘はかつての有能さを垣間見せるものの、基本、やる気なし集中力なし清潔感なしのだらしなく冴えないオッサン。と書くと普通にFBIミステリかと思いきや…!残りの二部作、早く!2018/08/29

たまご

4
ニューヨークで多発する殺人事件での被害者には棺桶の絵入りカードが届けられる共通点があった。プロファイリングによる犯人像を推理するも事件は行き詰る。戦後すぐイギリスのヴェクティス修道院の発掘調査で膨大な数の蔵書を英米両政府が極秘裏に処理した理由と事件が重なり一気に最終章に進む。フィクションとはいえ読後はエリア51について検索すると思う。2018/05/12

MITOTA

2
この"奇跡の書"を抜いたストーリーで読みたかった。 この作家の力量ならほんと面白い展開にできただろうになぁ。 でも、続編があるなら絶対に読みたいです。 2017/05/12

チューチュラ

2
始まりは面白かったが(サスペンス的な意味で)、盛り上がりかけるたび場面転換や時代がフラフラしすぎて、ちょっとイライラした。そしてどの時代でも人間の暗さや残酷さ、愚かさが全体を覆ってて、読みながら気分が悪かった。きっと、実際あったろうな、と、思うエゴや「神聖な使命の小さな犠牲」とか‥。最後もなんだか、すっきりしないというか、解決したーっていう気分の良さはなかったなあ。2016/11/20

アキ

1
続きがあるそうだけどちゃんと刊行されるか不安…。 連続殺人事件…は解決としても奇跡の書に関しては何も解決していないし、続きがあるなら読みたい。2017/09/22

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