マグノリアロマンス
悪魔とワルツを

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  • サイズ 文庫判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784775525753
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

公爵の娘という身分でありながらも、デビル伯と呼ばれる悪名が高いクレイボーン伯爵邸をひとり夜更けに訪ねたキャサリンには、彼に頼みたい仕事があった。しかし伯爵は、キャサリンの訪問の意図を誤解した。彼女が自分を結婚の罠にはめようとしていると思ったのだ。たしかに彼に魅了されているのを否定できないキャサリンだが、彼と結婚したくて訪ねたわけではない。治安の悪いロンドンの貧民街で育った、殺人鬼と噂される彼にしか頼めないことがあるからだ。彼女には、どうしても消えてもらいたい相手がいて―。

著者等紹介

ヒース,ロレイン[ヒース,ロレイン] [Heath,Lorraine]
テキサス大学を卒業後、研修用のマニュアルや広報用のプレスリリースや記事などを書きながらいつも物足りない思いをしていた。作家となったいまは数々の賞を受賞し、“USAトゥデイ”や“ニューヨーク・タイムズ”などのベストセラーリストにも名を連ねている

芦原夕貴[アシハラユウキ]
東京生まれ。早稲田大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アン

51
断然こちらの親世代の話の方が面白かった!『公爵と~』のグレースの父の妹キャサリンと母フラニーの友人でもあるクレイボーン(ルーク)伯爵の話。ルークはフラニーに求婚しようと思ってる矢先にキャサリンから依頼を受け、交換条件としてフラニーを社交界のしきたり等を教える事を提示する。最初はフラニーを愛しているから求婚すると言っていたけど、キャサリンと行動を共にするうちに惹かれあう王道パターン。ルークの生い立ちと封印された過去の記憶が悲しかった。彼を守ろうとするキャサリンも素敵です。続編が早く読みたい。2016/09/20

ベルるるる

32
一気読み!ヒーローもヒロインもすごく魅力的で、本当に面白かった。久しぶりに読んでよかったと思えたロマンス本。2016/09/06

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

31
ロレイン・ヒースを読むのは2作目。前回同様、ギリギリまでハッピーエンドになるのかやきもきした。でも読後は幸せな気持ちになれた。2017/04/13

たまきら

30
ロンドンの貧民窟で傷つけ傷つけられ、犯罪を犯しながら生き残った子供たち。彼らの中では「いいヤツ」、貴族からは「悪魔」と呼ばれる伯爵(驚きの設定!)と、彼にひかれ続けている公爵の娘のロマンスです。この作家さんホントすごいなあ!と思うのは、横糸の通し方が巧みなところ。この時代女性や子供への虐待がまかり通っていたことを説教臭くならず言及し、喚起を促すところが好き。どの登場人物も魅力的です。申し訳ないけれどロマンス本は定価で買うことがほぼないんですが、この作家さんだけは購入して後悔したことがないです。2017/05/02

ゆう

30
ダークヒーローと勝ち気肉食系?ヒロイン…これはいい。ルークに他に結婚したい女性がいると分かっていてもひたむきに、でも想いを秘めて…秘めきれてないけど…一本筋の通ったキャサリンが可愛いしカッコイイ。どう考えたってベクトルはこっちでしょうって思うのになんとももどかしかった。ヒーローよりも素敵ヒロインにときめいた~2016/08/15

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