内容説明
公爵の夫が亡くなり未亡人となったデイジーは、屋敷や領地を管理するために苦戦していた。そこに、新しく公爵になったニコラスが米国からやってきた。米国で賞金稼ぎだった彼は、公爵にふさわしくないほど野蛮きわまりない男に見える。言葉遣いさえ、貴族とは思えない粗野なものだ。ニコラスが英国にやってきた目的はただひとつ、公爵家が保有する資産をすべて売り払い、手にした金を米国へ持ち帰ることだ。だが、そんなことをされれば、領地に住むすべてのものたちが路頭に迷ってしまう。困ったデイジーが考えたのは―。
著者等紹介
ジョンストン，ジョーン［ジョンストン，ジョーン］ ［Ｊｏｈｎｓｔｏｎ，Ｊｏａｎ］
コロラド在住の、全世界で１５００万部以上を発行したアメリカでも著名なロマンス作家。もと弁護士で大学教授。劇場のディレクターや新聞社の編集としての経歴もある
荻窪やよい［オギクボヤヨイ］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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矢田ふみえ
1
展開があって面白かった。自分が誰なのかという根源的な想いをかかえながら生きてこざるを得なかったヒーローと未亡人となって生活の基盤をきづきだしたヒロイン。米国と英国の間で揺れ動きながらハッピーエンド。2016/11/26
