内容説明
国民的ヒーロー長嶋茂雄をフィルターに、日本人のDNAにひそむメンタリティーを探る「ナガシマ学」。同学年でありながら、海洋民族型の長嶋と農耕民族型の野村、極めて対照的な二人の野球人をもとに、著者独自に開発した「ナガシマ式チェックリスト15」。先行き不透明なこれからの日本、ページを開けば明日のあなたが見えてきます。
目次
第1章 長嶋茂雄WHO?
第2章 野村克也WHO?
第3章 長嶋vs野村パート1 向いているのはどっち?
第4章 長嶋vs野村パート2 頼りになるのはどっち?
第5章 長嶋vs野村パート3 元気づけるのはどっち?
第6章 あなたは今、どんな生き方をしていますか?
第7章 人生で成功する条件とは何か?
第8章 何に生きがいを感じ、どれだけ自信を持っているか
第9章 子供時代の体験が人生成功の秘訣
終章 長嶋の魅力は「逆転の方程式」です
著者等紹介
明石要一[アカシヨウイチ]
日本の教育学者。千葉大学名誉教授・千葉敬愛短期大学学長・現文部科学省中央審議会委員、千葉市教育委員。専門は教育社会学(青少年教育)。担当授業は、学校の社会学、子ども文化論、教育社会学演習など。子どもを逞しく育てたいと、青少年文化の研究に精力的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たこやき
7
長嶋茂雄氏、野村克也氏についてのアンケート調査を基にした書なのだけど、そのアンケート調査の概要が一切不明。しかも、それぞれの結果の分析が著者の偏見ありきなので全く首肯できないだけでなく、長嶋、野村両氏に対して非常に失礼だと思う。しかも、時折、分析が矛盾しているところもあるし。これを読んで、私が感じたのは、著者は研究者として極めて不誠実な人物である、ということだけ。2015/12/22
富樫 僚一
0
子どもの頃の体験量が、大人になってからの自己肯定感の高さや人生の成功に結び付くことが、統計学のエビデンスで示されていた。 子どもたちの体験とは、例えば、虫を捕まえたことがあるなどの自然体験や缶蹴りをしたなどの遊び体験のことである。 これらを小学校教師として、どう保障できるか。 つまり、自分には何ができるのかを考えていく必要性を感じた。2015/12/27