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内容説明
クリシュティナは、他人の心を読める力を隠してひっそりと後宮で生活しているが、妃はたくさんいるので、皇帝と会うどころか顔さえ見たことがない。しかし、彼女もいよいよ皇帝に召し上げられる日がきた。暗い閨で、相手の顔も見えないまま身を任せなければならないのだ。クリシュティナは不安のあまり皇帝の心の声を聞き、一介の妃が知らないはずの彼の名前を口にしてしまい―。
著者等紹介
月森あいら[ツキモリアイラ]
「カンタレラ」(リブレ出版)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六花
8
「私人の心が読めるの。この力を使ってあなたの役に立ちたいの」とグイグイくるヒロイン。ちょっとウザイ。私の為にケンカは止めてと自傷行為に走るヒロイン。やっぱりウザイ。か弱いんだか図太いんだかヒロインの行動に一貫性がなくて戸惑いました。お話も終わらせ方が強引でわだかまりだけが残る…(ちゃんと話合いなさいよ)。昔流行ったジェットコースタードラマのような?勢いはあるんだけど勢いだけ、みたいな(ーー;)。2016/02/12
加那
4
微妙に中途半端、でしょうか。主人公の力を皇帝の恋に絡めるかと思いきや、殆どの関係なく興味を持ち、政略的な意味でも役に立つけど、物語の主軸でもなく、宰相は結構頑張ってるのに陰謀もあっさりと描写されてて、小物感半端ないし、Hは妙にネチネチと長いが、余りエロくもなく(目が字面を滑るだけで、頭になんら入ってこないというテイタラク。文章が合わないのかなぁ)。広く浅く?もっと宰相の陰謀メインに掘り下げるとか、二人の心の交流?メインにするとか焦点を絞った方が良かったかなぁ…。2015/11/03