内容説明
じいちゃんが起こした爆破事件がきっかけで、とうとう取り壊しが決まってしまった白光団地。しかも、代わりの施設に入れるのは入居審査を通過した一部の人だけで、それ以外は自費で次の住処を探さなければならないのだ!!『不安』を『確信』したじいちゃんは、直人を巻き込み、取り壊しを阻止しようと解体業者に潜り込むのだが、そこにはじいちゃん並みに癖の強い野郎ばかりで、直人も貞操の危機に…!?
著者等紹介
戸梶圭太[トカジケイタ]
1968年東京生まれ。十代の頃よりプロミュージシャンを目指して三十路手前で小説を書き始めて今に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょみ
12
シリーズ完・・なのか?孫思いのおじいちゃんの話が終わってしまった。なんだか寂しい('ω')戸梶圭太さん初読みでした。その他の作品も読んでみようと思う。2015/11/09
bam
4
ついに最終巻。途中のぶっ飛びすぎな設定に白けそうになりながらここまできたけど、やっぱりすごく面白かった。ラストはちょっぴり切ない。孫思いの不良じいちゃん。不良なんて可愛いもんじゃねーけど。全部読んで1番好きなキャラはやっぱりシナガキさんだな。2017/07/06
小物M2
3
シリーズ最終作。本作も絶好調を維持したまま突き進んで最高でした。相変わらずとても面白くてゲラゲラ笑いながら読んでしまった。やっぱり戸梶圭太が描く底辺の描写が素晴らしすぎて。何というか、圧倒的リアルを感じる。でも、このシリーズもこれで終わりかと思うと何となく寂しい。いや、別に終わった気は全然しないけども。他にも放置されたままの出来事がある気がするが、その辺はまあどうでもいいか。という訳で、このシリーズは凶悪なエンタメとしてオススメしたい。まあ、決して人に薦められる内容じゃないけどさ……。2015/08/14
ユーキ
2
テンションは2巻で最高潮になって3巻は後日談みたいな感じ ぶっ壊れた団地に送り込まれてきた新住民とのバトル期待してたから 少し残念ではあったけど最後まで楽しませてもらいました2015/11/21
nyapoona
1
戸梶圭太のラノベ、ついに完結。本当にひどい内容で、暴力描写ばかりなラノベだが、あまり不快にはならない。2016/04/15