内容説明
世界最高峰、メジャーの大舞台を断り、広島に帰ってきた黒田。「男気」と言われる決断の裏に隠されたものとは…。これまで語られることがなかった、全く新しい黒田像がこれだ!
目次
第1章 父と母と(父のグラウンド;母の校庭;ロスで語った真意;捨てたものの重さ)
第2章 道(寡黙な大物;エースに課されたイニシエーション;「男気」の先輩たち;親分の衣鉢)
第3章 旅(決断への序章;ニューヨークへの最終便;オーラのないトップアスリート;時空を超えた因縁)
第4章 家路(ロサンゼルスの太陽;ペットショップの犬)
終章
巻末対談 「黒田博樹カープ復帰を語る」著者×広尾晃
著者等紹介
堀治喜[ホリハルキ]
1953年長野県生まれ。雑誌編集者、コピーライターを経て著述業に。草野球の球場を手づくりした自らの体験を本にした「わしらのフィールド・オブ・ドリームス」(メディアファクトリー)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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石塚 哉史
2
金銭を軸とした価値観が横行する世の中で、古めかしい美徳をもった漢と黒田投手を形容し、両親、広島カープ・メジャー時代に関わった人物からインタビューからその人となりを取りまとめた一冊。全体を通して、黒田投手をはじめ、広島カープの主力選手は「球団が選手を大切に育成していること」を理解し、「育てて貰った恩義を強く感じている点」が理解できました。願わくば、黒田投手の描写は、『決めて断つ』や『クオリティピッチング』の引用でなく、独自インタビューをしてほしかった。その点が少し物足りない。2015/05/17
SHINO
1
直接黒田にインタビューしたわけではないのね。最後の対談はいらないかな2015/08/16
てぃうり
0
お父さんとお母さんのDNAが今の黒田に繋がっているんだね!2015/11/11