内容説明
自分は結婚しなければならない。それも、会ったこともない女と。スタンソープ公爵ギデオンは、“放蕩者クラブ”に誓ったとおり、戦死した友人の家族や愛する者を助けるべく、知らない女と結婚することになった。ワーテルローから帰国した彼は、久しぶりに自宅に入った瞬間、見知らぬ身重の女から小麦粉を投げつけられたうえに、食べ物を求める宿無しと思われてしまう。その身重の女性が結婚相手と知った彼は、彼女が身ごもっているのは戦死した友人の子ではないかと疑いを抱く。それを明らかにするために、ギデオンは自分の素性を隠すことにして…。
著者等紹介
ブレア,アネット[ブレア,アネット] [Blair,Annette]
ニューヨークタイムズのベストセラー作家
出水純[デミズジュン]
子育てが一段落したのを機に、学生時代からの20年来の夢だった翻訳家への道を歩み出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mao
15
うん。ヒーローがいい、とっても。放蕩の、ほの字も感じさせない優しいヒーロー。責任感強くて、愛情深くて、自分に自信が持てないとこがキュンってなる。イクメンっぷりがすごい。あと、セリフがクサくて読んでて恥ずかしいほど(//∇//)ちょっと女々しくて、ヒロインが自分を愛してるのか知りたくてたまらない。双子に、赤ちゃん、動物たち、クリスマス、美味しいとこどりで、幸せな満足感。ただヒロインはちょっと秘密引っ張りすぎだぞ〜( ̄∀ ̄)2017/02/28
*ニコル*
4
ヒロインにべた惚れのヒーローが素晴らしい。が、素直にならないヒロインが焦れったいというか、ヒーローが不憫になります(笑)2015/05/17
桜湖
4
読み始めは過去があるヒロインと約束を果たそうとするヒーローが興味深かったけれど、最後の最後の方までヒロインが秘密をヒーローに打ち明けなくてなんとなくしっくり来ないまま終了してしまった。 なんだか消化不良なままだなぁ、、、2015/03/17
すっちゃん
3
⭐️⭐️⭐️ ヒーローは、ヒロインにゾッコンな為、常に守り優しく接する。故にこそ、最後の最後まで、ヒロインが本当の事を言わず、ヒーローが苦悩する姿が不憫でならなかった。2017/10/19
矢田ふみえ
2
再読だった。あらすじ見ても気づかないなんてね。ヒロインがいい人すぎる。2016/09/22