ホビーパソコン興亡史―国産パソコンシェア争奪30年の歴史

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ホビーパソコン興亡史―国産パソコンシェア争奪30年の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775523285
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0076

内容説明

国産独自のパソコン規格が生まれてから終焉を迎えるまでをメーカーの戦略視点で俯瞰して読み解く、現代の歴史絵巻!!栄枯盛衰の歴史を読むシリーズ第2弾!!

目次

第1章 パーソナルコンピューターの先駆け?TK‐80
第2章 NEC・シャープ・富士通―パソコン御三家の台頭
第3章 玩具メーカーが参戦―低価格ホビーパソコンの覇権争い
第4章 パソコンの統一規格への野望「MSX」
第5章 バブルを飾った華やかりし8ビットホビーパソコンたち
第6章 時代は16ビット。新たなフィールドへ
第7章 DOS/V、Windowsの登場―国産パソコンの終焉

著者等紹介

前田尋之[マエダヒロユキ]
1972年愛媛県松山市生まれ。1990年徳間書店インターメディアにてパソコンゲーム誌の編集に携わったことがきっかけで多数の出版物の編集・執筆に関わる。その後、1996年にコナミに入社。以後同社退職後も家庭用ゲームソフトをはじめパソコンゲームの開発へと活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

9
PC-8001は高くて個人所有できなかったけど、研究室でいじることができたので平安京エイリアンやパックマンで遊んだ記憶があります。ここにでてくるホビーパソコンはどれも買うことはなく、PC-9801との出会いも会社で仕事に使うパソコンとしてでした。それでもホピーパソコンの歴史は私にもとても懐かしく感じます。ちなみに私が初めて買ったパソコンはSYSTEM7が出た頃のMacですが、大枚叩いて買ったMacも今思えばホピーパソコンとしてしか使っていなかったような…2015/01/24

たいそ

5
最初にパソコンを買ったのは84年12月だったので、もうすぐ30年になる。本書の多くの部分はリアルタイムに見てきたことなので懐かしいが、本書は懐かしさだけではなく「成功」かどうかにこだわっている。それは「興亡史」だからか。御三家については、自分だったら公平には見られないが、著者は公平に記述していると思う。(富士通派?と思ったが、あとがきを見ると、そうでもなさそう。)「技術者は往々にして、製品開発の過程で最高のものを求めがちである。しかし、それで喜ぶのは大抵の場合一部の好事家とマニアだけ。」2014/11/04

hisaos

3
TK-80からDOS/Vの登場で国産PCが駆逐される時代の入り口までを時代時代を彩った名機駄作機織り交ぜた、PC-98時代以前のパソコンを知っている世代には懐かしさを覚える内容。CPUの特徴や、搭載BASICの特徴なども一通り取り上げてくれてはいるが、おさらい程度。この本を読んだ程度でそれらの機種を今でも好きな人の話には混じってはいけない。MSXにまるまる一章割いてMSX/2/2+/TurboRまでを追っているあたり、著者はMSXが好きなのかな?2014/10/19

niz001

3
これまた前著同様よくできてる。X68000のグラディウスを見たときは感動したなぁ。とても手は出なかったけど。2014/10/05

Ishida the Brain Damaged

2
NECやシャープのマイコンしか知らない人はお呼びじゃありません。ぴゅう太、RX-78、M5、MSXと言う名に涙する人だけがこの本を読みなさい!! 記載で気になったのは、Windowsのところで、今までHWでサポートされてた機能はCPUパワーでSWでやっつけるようになって、スプライト機能とか意味なくなってると言う記述があるが、今でもウインドウの描画にはBitBltというHW機能が使われていて、これは昔はスプライト機能と呼ばれてたものと同等のもののはず。マイコンマニアはそういう残り香にハァハァするのだよ。2014/11/14

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