内容説明
社交界で淑女の鑑と呼ばれるヴィヴィアンは、スキャンダルになりかねない事態をもみ消す力があるとして、人々から頼られている。彼女がアシュフォード伯爵家の令嬢を助けるために屋敷を訪れると、長い間、国を留守にしていた伯爵マーカスの姿があった。マーカスはヴィヴィアンをひと目見て、彼女が淑女ではないと気がついた。かつて彼女に、ほかの男と間違えられ、口づけられていたからだ。再会したヴィヴィアンが七つも年上であろうと、マーカスは彼女が気になりはじめる。それなのに彼女は、マーカスに花嫁を見つけようと動きだし―。
著者等紹介
デハート,ロビン[デハート,ロビン] [DeHart,Robyn]
テキサス在住。大学教授の夫とふたりの娘と暮らす
出水純[デミズジュン]
子育てが一段落したのを機に、学生時代からの20年来の夢だった翻訳家への道を歩み出す。訳書多数有り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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