内容説明
ディヴァイン家の三姉妹は、毎年行われる大晦日のパーティーの同伴者がいないか、またはカウントダウンまでにキスする相手を見つけられなければ、町いちばんのおたくであるルイスとキスをしなければならないという賭けをこの十年間続けてきた。ルイスがアプリ開発会社を興して億万長者となったいまも、三姉妹は彼とのキスを避けようしている。今年の大晦日は、ルイスとのキスを三姉妹は回避できるのか?そして、ルイスにはキスをする相手が現れるのか―?四人のキャラクターたちの恋の行方を四人の作家によって描く、大晦日を舞台にしたアンソロジー。
著者等紹介
グリーソン,コリーン[グリーソン,コリーン] [Gleason,Colleen]
“ガルデラ・ヴァンパイア・クロニクルズ”の世界的ベストセラー作家
ジェイコブズ,マラ[ジェイコブズ,マラ] [Jacobs,Mara]
ミシガン州在住。新聞社で働いたのち、締切厳守の作家の世界へ入る
多田桃子[タダモモコ]
神奈川県生まれ。明治大学農学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiyuki_1717
1
新人作家四人のアンソロジーで、三姉妹と親が親友同士の息子との10年にも及ぶ大晦日のカウントダウン後のキスをめぐるお話。姉妹の話はとにかく罰ゲームのキスを避けるために、好きでもない相手にエスコートを頼み、その人と年明け前にキスをするというゲームを9年も続けていたことに閉口した。ストーリーそのものが私には受け入れ難かった。そして罰ゲームの対象となっていたオタクの億万長者と、三姉妹は全く関係のないところでパートナーを見つけるという意味不明な終わり方でした。幼馴染が変身したら、10年越しの片思いも塵となるのね…2016/02/23
みぃ
1
★☆☆☆☆ コンテンポラリーのアンソロジーということで面白そうだと思ったけれど、2作目で脱落…なんていうかあまり心惹かれず、ドキドキもしない…微妙だった。やっぱり聞いたことない作家さんは立ち読みとかした方がいいな…(^-^; 新作だったのに残念。2013/12/14