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オークラNEXT新書
だから、日本人は「戦争」を選んだ

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784775519592
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0231

内容説明

虚無と退廃の太宰治すら歓喜したあの戦争。なぜ日本国民は対米開戦を支持したのか?―。

目次

序章 あまりに異常だったナチス・ドイツの犯罪
第1章 みずから選択した大東亜戦争
第2章 世界侵略を正当化した人種差別思想
第3章 奴隷貿易と無縁ではなかった日本
第4章 「植民地にされる」とはどういうことなのか
第5章 日本が求めた、欧米列強と対等の名誉ある地位
第6章 人種差別撤廃の理想を世界に問うた日本
第7章 アメリカの大義を刷り込まれ日本人は日本が戦った大義を知らない

著者等紹介

岩田温[イワタアツシ]
秀明大学専任講師。1983年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kumonosuke

5
日米開戦の理由として「人種差別への抗議」は納得できる面もあるが、すべてをここが起因とすることも出来ないような気がする。最後にギリシア神話を持ち出す点はどうも尻切れトンボという感は否めない。ユダヤ人を迫害したナチス、インカを滅亡に追い込んだスペイン人、インドネシア占領中のオランダ人、秀吉時代の日本人を奴隷として売りとばした南蛮人の行動は人間として理解不能。2014/05/27

くらーく

3
書かれてある事実には同意。事実だからね。人種差別があったのは事実だけど、確かにアメリカの黄禍論は憤るような政策だけど、だからと言って戦争まではしないでしょ。国内で賄えきれない国民をアメリカ(だけじゃないけど)等へ移民政策を取ったのだから。今でいえば、難民輸出みたいなものですかねえ。憶測ですが。 確かにベルサイユ条約は酷いけど、それは歴史的にみれば、そんな時代だったとしか言いようが無いな。酷い時代だった。 全体には同意するんだけど、昔に戻りすぎたり、都合が良い思想を持ってきたりしているようにも思える。2021/11/27

叛逆のくりぃむ

2
 『日本人の歴史哲學』(展轉社)、『逆説の政治哲學』(ベスト新書)、『政治とは何か』(総和社)に續く著者の4つめの單行本での御著作。  従來の被害者史觀、加害者史觀に囚はれることなく、大東亞戰爭の道義的正統性を闡明にしやうとする著者の姿勢に強い共感を抱いた。約50年前、作家林房雄は『大東亞戰爭肯定論』を發表したが、本書はそれと並ぶべき「大東亞戰爭」論と申し上げて差し支へない。2013/01/26

Nakao Nobuhiko

0
人種差別の歴史については黒人や東南アジア諸国を例にしてある程度しっていたと思っていた。だが、本書を読んで日本人への悲惨な差別や迫害の歴史を知ることができた。また、日本人が奴隷となっていた歴史もあったことも知ることができた。太平洋戦争に何故日本が向かったかについては様々な要因があると思う。本書はその一つの要因として、欧米諸国による日本、アジア諸国への人種差別を挙げた有意義な著作だと思う。2014/03/05

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