内容説明
十三世紀で負った傷のせいで命を落としかけたロバートは、二十一世紀の医療に助けてもらうために現代へとタイムトラベルした。しかし、邪悪な妖精に狙われるリーアを守るために、十三世紀に戻る決意をする。ロバートが過去へ戻るのには、別の理由もあった。臨終間際の友人から、娘の面倒を見てほしいと頼まれていたのだ。自分がもといた時代に戻れば、リーアと友人の娘をふたりとも助けられる。けれど、妖精の力で十三世紀に戻ったロバートを待ち受けていたのは、記憶とは異なる光景だった。そして、過去に戻ったことで、癒えたはずの傷が開いていき―。
著者等紹介
草鹿佐恵子[クサカサエコ]
翻訳家。京都市生まれ。大阪大学人間科学部卒業。大阪府島本町在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cozy
8
ハッピーエンドのラブストーリーはホッとします^^ ただ、これが長編シリーズの最後とは知りませんでした^^;2016/03/27
mum0031
3
デスティニーの妹リーアを、過去へ送るため守護者となり同行するロバート。 ロバートには、友の遺言を果たせず罪悪感が。出会ったイザベラは、ロバートの魂の片割れの伴侶だった。過去へ戻った為に、古傷が開き命の危険に陥る。 マクダウィルトって、嫌な奴かと思いきや、正義感もあるし結局、何もせずに領地を手に入れた。 ハイランダーの帰郷は、前作より読みやすかった。6篇共に、どのヒロインも、頑固で言う事をきかない共通点があって面倒くさい。2018/08/20
kokorika
1
一作目で重症を負い現代にタイムスリップして助かったロバートと妖精の血を引くイザベラのお話。友人の遺言を守るため、前作のヒロインの妹リーアの守護者として13世紀に戻るロバート。彼は本当に尽くし系で、子供にも優しく、過去の傷が悪化する中、ヒロインを守ろうとする姿がよい。ジェイミーの傷も癒え、幸せな三人を見れて良かった。2019/11/03
くろうさぎ
1
邪悪な妖精からリーアを隔離するため、それに、友人との誓いを守るため、13世紀に戻ったロバートのお話。タイムトラベルと妖精がどんどん深くかかわりあってきますねぇ・・・。このシリーズ苦手なのか、好きなのかよくわからない。まぁ、読み始めたら一気読みです。そんなに長くないし、、意外だったのは、マクダウィルトだなぁ・・・。2012/09/30
nayui
0
★★★☆☆2012/11/27