内容説明
何者かに命を狙われたリリーは、エージェントとして活動した六年間の記憶を失ってしまった。エージェントになる前にはイギリス貴族の令嬢として暮らしていた彼女は、失われた記憶を取り戻せぬまま、もとの生活へと戻った。リリーを見守るのは、エリート作戦部隊に属するトラヴィスだ。かつて、彼女とともに任務にあたっていた彼は、記憶のないリリーが任務を遂行できるかを見極めなくてはならなかった。新たな作戦に有用な人材と認められなければ、リリーは危険要因とみなされてしまう。姿の見えぬ敵の存在もあるだけに、リリーの行く手には大いなる危険が待ち受けていて…。「(エリート作戦部隊)」シリーズ第四弾。
著者等紹介
リー,ローラ[リー,ローラ][Leigh,Lora]
『ニューヨーク・タイムズ』および『USAトゥデイ』のベストセラー作家。ケンタッキー州在住
多田桃子[タダモモコ]
神奈川県生まれ。明治大学農学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
15
今回はヒーローがヒロインに責められ、自分の生まれ変わる前の本名を告白するシーンが、とても良かった。 いよいよ、あと2作でこのシリーズも完結(^_^)v2016/11/23
mum0031
2
リリーとトラヴィス。冷静沈着な貴族と、王室の血筋の令嬢。冷静沈着の筈なのに、独占欲の塊に変貌?あらあら…こんなの危険でしょ。相も変わらず、本筋ちょっとで2人が顔を会わせると、メイクラブの嵐。私…読み疲れしてるわ。。エリート作戦部隊=仲人部隊=SEX依存症?!2016/11/03
矢田ふみえ
1
犯人は、母親だっただけど、それは彼女のポリシーにそむかないのだろうか。2016/03/10
uni
1
今作はトラヴィスとエージェントのリリーの話で、リリーが頭に銃弾を受けてエージェントの記憶を失ってしまう所から始まります。以前の人生でも繋がりがあった2人なのですが、後々にダンスを踊った相手がトラヴィスだったとリリーが知るシーンが個人的に好きでした。面白かったです。でもかなりの部分をホットシーンに割いてしまうあたりさすがローラ・リーといった感じですが。2011/12/17
Mrs.涼子
1
面白かったぁ。けど、相変わらずホットシーンが長過ぎで多過ぎ。ハラハラドキドキは顕在。次作も楽しみ!2011/12/14