内容説明
結婚相手を見つけるためにロンドンへ出てきたドロシアは、候補者としてふさわしいと考えた男性に一度のキスを許すことにしている。そのキスこそが、候補者に対する最終試験なのだ。将来の夫は、情熱に基づいて選びたい。だから、キスした相手に情熱を感じられれば、それこそが結婚すべき人。しかし、合格者を見つけるのは、なかなか容易ではなかった。舞踏会の夜、求婚者への最終試験に失望したドロシアが会場へ戻ったとき、無理やりダンスに誘われた。彼は、数週間前の舞踏会で一度踏ったことのあるアトウッド侯爵で、ドロシアのことを覚えておらず―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hina
1
三姉妹の真ん中ドロシアの物語。長姉グウェンの話が読みたい!2021/10/15
nayui
0
★★★☆☆2011/11/23
中之屋
0
ドロシア可愛いけど、カーター素敵だけど・・・うーん、なんとなくはまらなかった。 ページ数もあんまり多くなかったのでサクサク読めました。ハンズボロー公爵が意外に愛情深くて好き。 ★★☆☆☆2012/07/25
Mari
0
★★★☆2012/03/19
ネフェルティア
0
予想していたストーリー展開と違って、あっという間に読んでしまった。結婚したいドロシアと跡継ぎが必要な為に結婚しなくてはならないアトウッド侯爵カール。ドロシアの結婚観念は進歩的で、下手をすると奔放な女性になりかねない。ドロシアは純粋な女性だけど、結婚相手を決める最終試験は危険だと思った。結婚観が一致したはずの二人のすれ違いが面白かった。脇役のドロシアの後見人ダーディントン侯爵は皆が恐れる存在なのに、妻のメレディスにメロメロで、二人が結婚するまでの話や、ロディントン少佐のロマンスの話が読みたい。2011/11/22