内容説明
小さな町で隠れるように暮らすセーラには秘密があった。体に残る六本の細長い傷跡。それは、彼女の捨て去ったはずの過去を思い出させるゆいいつのものだった。そんなセーラは隣家に住むイーサンに心惹かれていた。彼は、彼女がこの町に来る理由となった男で―。秘密を抱えるセーラの恋のゆくえを描いたローラ・リーの「秘めやかな隣人」、亡き夫の親友に誘惑されるヒロインを描く、ローリ・フォスターの「ルーシーを誘惑して」。そして、シェイエンヌ・マックレイとハイディ・ベッツという米国の人気作家による“理想の恋の見つけかた”を集めた一冊。
著者等紹介
リー,ローラ[リー,ローラ][Leigh,Lora]
『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー作家
フォスター,ローリ[フォスター,ローリ][Foster,Lori]
『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー作家。翻訳書が多数ある
マックレイ,シェイエンヌ[マックレイ,シェイエンヌ][McCray,Cheyenne]
さまざまなシリーズ作品を持つ、ベストセラー作家
ベッツ,ハイディ[ベッツ,ハイディ][Betts,Heidi]
『ときめきのレッスン』などの著作品がある、全米ベストセラー作家
多田桃子[タダモモコ]
翻訳家。神奈川県生まれ。明治大学農学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
おいおいそれはないでショ!というお話も実はあったんですけどねえ、いいじゃないですか妄想なんですから!と自分を無理に納得させたお話もあったんですけどねえ…でもねえ、女子はどんなにおばさんになっても自分だけを大切にして熱い視線で見つめて守ってくれる、願わくば好みドンピシャな存在がですね、ほしいものなんですのよ。2019/02/12
choco
10
ベテラン勢が描く、登場人物が常に欲情してるかのような短編集。4話すべてがここまでぶっちぎると清々しいけど、筋立てとか人物像がまったく頭に残りませんw2018/09/27
momo
8
短編集。ローラ・リーさんがスゴい!最初からあまりに露骨でびっくり‼️びっくりしながらも、イッキに読んでしまいました。2019/08/25
akiyuki_1717
2
4部作。三作目まではグロくもなく、ホットでピュアな感じもあり結構なストライクゾーンでした。四話目はブーブーブーでした。ヒロインがありえない。若気の至りっていう可愛いものではなく、自分だけのご都合主義で、ヒーローが怒る以上に、離婚しようとしている夫が自分には冷めていたからって、ほかの男の子供とわかっていながらも、娘として可愛がってくれていたのに、悪者扱いで、贅沢させてくれたこともありがた迷惑みたいな言い分。身勝手この上ないヒロインにヒーローからも愛想を尽かされればいいのにと思ってしまった。2017/05/25
uni
2
4つの短編集で、それぞれが本当の相手に巡り会えたカップルのお話。4人のヒーローがそれぞれ素敵だった。4話目のヒーローは気の毒だったなぁ。なんて寛大な人なんだろうと感心してしまった。再会ものは好きなんだけど・・。やっぱり1・2話目がすごく面白かった。2011/09/15