マグノリアロマンス
すり替えられた花嫁

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 403p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784775516201
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

幼いころから父親に虐げられてきたキャサリンは、男性を恐れるあまり結婚しないと心に決め、十歳のときに仲のよいいとこたちと“独身クラブ”を結成した。それから十年の月日が流れ、意地悪なキャサリンの妹に侯爵の跡継ぎである伯爵との結婚話が持ち上がった。父親は妹よりも先に姉のキャサリンが結婚すべきだと考え、舞踏会で男を見つけてこいと命令する。自力で相手を見つけられなければ、恐ろしいならず者と結婚させられてしまう!結婚などしたくない彼女は家を逃げ出すまでの時間稼ぎとして、妹と伯爵の結婚を阻止しようとするが…。

著者等紹介

ガレン,シャーナ[ガレン,シャーナ][Galen,Shana]
テキサス州ヒューストンの公立学校で教師をしていたことがあるが、現在はほぼフルタイムで作家業に従事

芦原夕貴[アシハラユキ]
東京生まれ。早稲田大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsumi

12
再読。駅ナカ→古本売。ヒストリカル。父親の策略で、妹の婚約者と結婚したヒロイン。幼馴染と独身同盟を組んでいて、気が強そうにも最初は感じますが、虐待を受けてきて本当は男性を恐れていて世間知らずな一面もある。ヒロインの感情が丁寧に書かれているので、ヒロインの幼稚へイライラすることもなく、ヒーローもわりといい男。ほどよい甘さ。芦原夕貴訳2020/08/23

たまきら

3
いとこたちとの友情がかわいい♪女子ががんばる中、男子達はいかにも男子でリアル。とってもたのしく、気軽に読めます。当時の政治情勢も興味深かったです。2014/05/23

veri

3
爽快でした!特に舞踏会での喧嘩シーン!悲惨な状況下で、心を殺しきることなく踏ん張って生きてきたケイティが幸せになって本当良かったです。クイントも一貫して愛情深く誠実で、素敵でした。何より強い感情だった怯えによる不信感が、段々とクイントによって揺るがされていく過程が真に迫っていて辛い部分もありましたが、読み終えてみるとその辺りが一番印象的です。ケイティの家族には閉口するばかりですが、母娘が犠牲になってしまったのが可哀想だなぁと思います。妹も生まれ変わって素敵なお嬢さんに…ならないか笑2013/12/24

erie

2
個人的には大はずれでした。根性の悪い妹ばかりを偏愛する父親に虐待され、絶対に結婚しないと決意し、従姉妹たちと独身クラブを結成しているヒロイン。母にもつらくあたられ、伯爵の姪なのにまるで使用人のような暮らしぶり。妹が伯爵と婚約したため、姉をさきに片付けようとした父親に夫を見つけるよう強要される。時間かせぎのため、妹と伯爵の結婚を妨害しようとする。なんのためにリージェンシー時代にしたのかわからないほど、時代考証が皆無でキャラクター造形もずさん。とにかく登場人物に魅力がない。シリーズらしいけど、次は買わない2010/12/09

ネフェルティア

1
このシリーズの2、3作目がすごく面白かったのに対して、1作目のこの本はかなり残念。もしこれを1番最初に読んでいたら、2、3作目は読まなかったと思う。最初の方は面白かったけど、途中からグダグダしてイマイチ。ヴァレンタイン伯爵クイントが、ラスト間際にキャサリンの妹のエリザベスがどんなに意地悪かようやくわかるけど、そのエピソードもイマイチ。2、3作目が良かっただけに、どうしても比べてしまう。2012/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1595955
  • ご注意事項

最近チェックした商品