内容説明
実の父親に醜いと言われつづけ、十代のときには父の仲間の手で誘拐されたリサ。二十六になったいま、そのときに負った心と体の傷が癒えずにひっそりと生きるリサは、現状を打開するために恋人をつくる決意をする。友人に紹介されたのは、ミカと名乗るSEAL隊員だ。夜の闇のようにどこまでも深く黒い瞳をした彼に、リサは惹かれずにはいられない。しかし、ミカがリサに近づいたのには、理由があった。オリオンという名の殺し屋に、リサが狙われているからだ。彼女の命の値段は二百万ドル。なぜ、リサは狙われるのか。そして、ミカはリサを守れるのか。
著者等紹介
リー,ローラ[リー,ローラ][Leigh,Lora]
『ニューヨーク・タイムズ』および『USAトゥデイ』のベストセラー作家。ケンタッキー州在住
多田桃子[タダモモコ]
神奈川県生まれ。明治大学農学部農学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
24
う~ん…。なぜ父親がこれほど娘を冷酷に扱うのか。なぜ彼女には高性能のデートレイプ薬による記憶障害が出ないのか。なぜ多くの人が「醜い」と思われる女性が男子には「美しい」のか。納得いかないまま終わってしまった…。2019/04/03
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
20
久々のローラ・リー 。 今回もサイコー。ただ激しくエロティックなだけでなく、ストーリーも良かった。愛し合ってるのに、別れなければいけない、そんな葛藤が散りばめられての、激しいHOTシーン。切なかったわ~。このシリーズ、大人買いして正解だった。次も楽しみ(^з^)-☆2016/11/06
romance_holic
3
ヒーローとヒロインの背負っている過去がむごすぎて、読んでいて痛ましかったですね。それでもひたむきに生きているヒロインが、官能シーン満載にもかかわらず、清々しい印象でした。ある種、愛によって癒されていった感があったからでしょうか。目で語るヒーロー、最高です。 「エリート作戦部隊」シリーズは3作目。チームのメンバー多数だし、麻薬に関連する裏話や誘拐周辺の事情など、ちょっと読みにくく、もしかしたら読んでいない部分があるのではと思ったら、やはり。作者HPに2作目Night Hawk(無料、未翻訳)がありましたヨ2010/10/10
yura
3
ネットでの書評がわりとよかったので、購入。ヒロインの境遇や冒頭のシーンがとても辛かったけれど、面白かった。ただ寝不足の頭で読んだせいか、リサ(ヒロイン)とミカ(ヒーロー)の名前が時々入れ替わっちゃって困った。だってミカって女の子みたいな名前じゃない?それから、例の麻薬がリサに及ぼす影響がいまいちピンとこなかった。あとHOTシーンが長すぎ!そこ削ってもう少し短くしてくれたらなあ。2010/09/19
oneoeight
3
過酷な過去を乗り越えようと一歩踏み出す決意をしたヒロインと忍耐強いプチストーカーヒーローとのお話。当然のように登場する人物の関係性がよくわかんない(爆)・・・がっ!そんなのどーでもいいぐらいヒーローの愛が胸にグッときてキュンきた(人´∀`)これでもかと痛めつけられるヒロインo(TヘTo)に無償の愛を注ぐ献身ヒーロー。ステキ!ツボ!ヒロインがいないと死んでしまうって!熱さに満足したヽ(*´Д`*)ノ 禁じられた熱情のノアってあんなキャラだっけ?度☆5、また読みたい度100%2010/09/12
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