内容説明
異形のものが潜むニューヨーク。デーモン・スレイヤーのテイラは戦いで傷つき、敵の巣窟である病院へと運びこまれてしまう。その病院の医師イードロンは、誰をも魅了するセクシーな外見を持つが、彼もまたテイラの敵のひとり―女性と交わるために生きるインキュバスだった。敵どうしでありながら急速に惹かれあうふたりは、けっして結ばれてはならない。しかし、あらがえぬ運命にふたりは翻弄され…。“デモニカ・シリーズ”開幕。
著者等紹介
イオーネ，ラリッサ［イオーネ，ラリッサ］［Ｉｏｎｅ，Ｌａｒｉｓｓａ］
空軍の退役軍人という経歴のほか、気象学者、救命士、ドッグトレーナーなどの職もこなしてきたが、現在は長年の夢である執筆活動をフルタイムで行っている
多田桃子［タダモモコ］
神奈川県生まれ。明治大学農学部農学科卒業。実務翻訳や雑誌記事の翻訳等に従事したのち、出版翻訳に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masami🖤
13
悪魔(ﾃﾞｰﾓﾝ)の医師、ｲｰﾄﾞﾛﾝ&ﾃﾞｰﾓﾝｽﾚｲﾔｰ、ﾃｲﾗ❤医療現場や戦闘ｼｰﾝの描写はけっこう生々しく臓器売買なんかも絡んでくるのでｻｽﾍﾟﾝｽ風味が強かったなぁ…(,,> <,,)ﾋｰﾛｰはｲﾝｷｭﾊﾞｽなのでﾄﾗｳﾏからｵｰｶﾞｽﾞﾑに達っせないﾋﾛｲﾝをどうにかｲｶせようと必死こいてる姿が妙にツボでした(*//艸//)♡登場するﾃﾞｰﾓﾝが多いのでｼﾘｰｽﾞ3作目の『聖なる愛を～』に掲載されてるﾃﾞｰﾓﾝ辞典を要参照って感じです♪今回の事件は結局未解決…黒幕は誰なのかしら…(¯―¯٥)2017/03/09
アカツキ
12
魔物が密かに跋扈する現代パラノーマル、デモニカ1作目。デーモンのための病院で働くインキュバスの医師イードロンのもとに人間の悪魔狩り組織〈イージス〉の戦士テイラが緊急搬送されてくる。頻発する臓器密売目的のデーモン殺しにイージスが関わっているという疑いがあるが、医師の誓いを優先してテイラの治療をはじめると彼女がデーモンと人間のハーフだとわかり…。敵対すべき二人なのに～というロマンスは良いけれど、テイラの頑なさから終盤まで足踏み状態が続く。ホットなのにラブラブ成分が少なくて物足りないわ～。2021/04/05
しゅえ
5
デモニカ・シリーズ第１弾。この話大好き！！いい意味でお腹いっぱいになるエンタメ小説だった。序盤からオリジナル設定がわんさか出てきて「いちいち説明ないの？不親切！」なんて思ってたけど、次第に気にならなくなったというか、ちょっとくらい分からない単語があってもぐいぐい引き込む力があって、最終的には「こういう世界！」として楽しんだ。医療ものが好き！パラノーマルが好き！ロマンスが好き！っていう著者の熱量がこれでもかと詰め込まれていて、オタクが推しについて熱く語るときのようなシンパシーを感じた。イーが男前で可愛い。2018/05/22
mum0031
3
デイモン・スレイヤーのテイラ。 デイモン専門病院の医師イードロン。 怪我を負い、運び込まれた先は 敵であるデーモンの病院。 惹かれ合う2人だが前途多難。 スレイヤーなのに、デイモンの混血? ページ数のわりには、サラっと読めました。 シリーズ物の第1作。。2017/04/08
☆ひとこぶラクダちゃん☆
2
現代パラノーマルの話。1作目なのに親切な説明がなくどう言う状況なのか解りにくいです。今回は途中で断念しますが、また時間を空けてじっくり読んでみようと思います。きっと私好みのお話だと思うので。2021/07/04
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