内容説明
この本は、古典落語を声に出して読みながら、笑い、人に聞かせ、演じるという楽しい落語の本です。柳家小さん、古今亭志ん生、三遊亭圓生、桂三木助、桂文治、金原亭馬生といった名人落語家たちによる名演の語り口調をそのまま再現しました。くり返し読むことで脳が活性化され、語れば語るほど落語がおもしろくなります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
61
今 私の所属する劇団では 朗読をメインに稽古をしているが 段々一人で朗読するより 皆で繋がって一つの作品をやりたくなり 朗読劇をすることにした。そして 私は以前から念願だった立体落語をするべく この本を図書館で借りてきました。「寿限無」「目黒のさんま」「転失気」「饅頭こわい」「死神」「粗忽長屋」「真田小僧」「時そば」と 懐かしい落語ばかり。読んでいて 嬉しくなった。本が大きいのと 字大きいのは 多分 全員が助かるはず(笑)2019/02/25
おか
44
私が所属しているヘルパーの事務所が運営しているデイサービスの施設でお祭りがあり、その中で利用者さんも参加する形で落語を作り上げました。今回は「寿限無」長い名前を唱えたり、あやすような気持ちで呼んだり、怒ったり、泣いたりと色々な読み方をして遊びました。間は私の語りで繋ぎました。どうなることやらと思ってましたが、皆さん本番に強い❣(笑)とても良い時間を過ごせました2022/07/17