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内容説明
「拾ったものは食べない」「清潔きれい好き」なホームレス。仕事、家族、友だち、家、…、すべてを失った果てに、男が見つけたものとは？自由、幸福のありかを暗示する穏やかなモノローグ・ドキュメント。
目次
会社社長がホームレスに
地獄に仏
河原の生活は命がけ
よみがえる多摩川
河原の校長先生になる
川底のルアー
土左衛門と幽霊
タマちゃん騒動
望郷
夏祭り
隣人の死
命の恩人
河原に集う人々
オフクロごめん！
復讐ばかりが頭にあった頃
きれい好き
病は気から
弱い者が好き
俺は自由人
著者等紹介
青山潜［アオヤマヒソム］
河岸の釣り人・自由人。１９５０年生まれ。看板店勤務、漁船乗組員などを経験。上京した後、工事会社勤務を経て独立。下水道工事会社の経営者となる。しかし、取引先の不正経理が原因で会社が倒産、失業者に。自給自足生活を決意し、多摩川の河原でテント生活を始め、現在に至る
岡田晃房［オカダテルフサ］
ジャーナリスト。１９５７年、三重県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、編集プロダクション勤務を経てフリーの週刊誌記者に。事件、スポーツの報道に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chie06213
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多摩川には縁がないが、本書の青山氏は一度あってみたいと思わせる魅力のある人だった 人にはそれぞれ人生があるのだと改めて感じた 仕事があってお金があって家が有れば、スーパーで食材を買い水道光熱費家賃は口座から引き落としされ自分は1人でも生きていけるのだと錯覚してしまう お金を潤滑油にして誰かに支えてもらってるだけにすぎないのに 青山さんの周りの人と支え合う生き方を知って、それを思い出せた2020/09/19
