内容説明
その心の軌跡が時空を超えて現代に輝く、混沌とした今日、この時代に親鸞が降り立った。情感豊かに描かれた著者入魂の作!悟りに至る若き日の「人間 親鸞」の物語。
著者等紹介
佐藤洋二郎[サトウヨウジロウ]
1949年福岡県生まれ。作家。中央大学卒。1995年『夏至祭』で第一七回野間文芸新人賞、2000年『岬の蛍』で第四九回芸術選奨新人賞、2001年『イギリス山』で第五回木山捷平文学賞をそれぞれ受賞。現在、日本大学藝術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すこにゃん
36
親鸞の若い頃を描いた作品です。今まで「親鸞=浄土真宗」程度の知識しかなかった私ですが、時代背景や生い立ちや迫害や妻帯などについてを知ることができました。いい言葉が所々にでてきます。2014/08/31
takao
1
ふむ2025/01/10
シャコンヌ
0
親鸞の言葉が越後の人々の心に沁み渡る様子がよく分かった。どのように恵信尼との出会いがあったかも明かされている。2015/01/21
Oki
0
うちは浄土真宗だが、知らないことも多かった。 2023/05/28
田中秀哉
0
伝記というより、宗教書に近いかな✨ 短い期間、限られた空間での物語なので舞台化されても面白そうです。2021/08/15