内容説明
南北戦争を目前に控えた作家たちの表現と時代との関わりを希求する。
目次
序章 「アメリカン・ルネサンス」の現在
第1章 F.O.マシーセンの「ルネサンス」
第2章 エマソンの「マスター・ワード」
第3章 「成熟」から回顧する「熱狂」―『ウォールデン(Walden,or,Life in the Woods)覚え書き』
第4章 「ディセンサス」を生きる―ホーソーンと時代と表現と
第5章 メルヴィルの小説における死と感傷―一八五〇年代の短篇に見る反センチメンタル・レトリック
第6章 都市の欲望―「群集の人」再読
第7章 共感する「わたし・たち」―ヘンリー・ジェイムズの政治性
著者等紹介
増永俊一[マスナガトシカズ]
1956年生まれ。関西学院大学教授
小田敦子[オダアツコ]
1956年生まれ。三重大学教授
難波江仁美[ナバエヒトミ]
1958年生まれ。神戸市外国語大学教授
西谷拓哉[ニシタニタクヤ]
1961年生まれ。神戸大学准教授
西山けい子[ニシヤマケイコ]
1959年生まれ。龍谷大学准教授
丹羽隆昭[ニワタカアキ]
1944年生まれ。京都大学教授
前川玲子[マエカワレイコ]
1952年生まれ。京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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