内容説明
神社に魅了されて20年、機会さえあれば日本全国を行脚する。『記紀』や各地の風土記に残るような由緒ある神社から、地方の名もないような荒れた神社まで。各々に、今はかえりみられない歴史的な存在意義があり、そこにドラマティックな思索をめぐらせていく。
目次
静之窟―島根・石見
岡湊―福岡・遠賀
三刀屋―島根・出雲
湯殿山―山形・米沢
加佐登―三重・四日市
宗像―千葉・佐倉
美々津―宮崎・日向
知夫利―島根・隠岐
弟橘―千葉・茂原
居多―新潟・上越〔ほか〕
著者等紹介
佐藤洋二郎[サトウヨウジロウ]
1949年福岡県生まれ。作家。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨文部大臣新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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