敗北と文学―アメリカ南部と近代日本

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784775400807
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C3095

内容説明

南北戦争に敗れたアメリカ南部、太平洋戦争に敗れた日本。敗北を生きるふたつの場所に生まれた「戦後文学」を追求する。

目次

敗北から文学へ―滞留、そして超越
近代という名の敗北―ヘンリー・W.グレイディ、夏目漱石、ドナルド・デイヴィッドソン、アレン・テイト、保田与重郎(“敗北の文化”、その歴史観;異形の「近代」と歴史オブセッションの原理;ヘンリー・W.グレイディ、「新南部」旗手のディレンマ;“近代”と出会うこと―日本近代と夏目漱石の苦渋から ほか)
父・なき・世界―三島由紀夫、ウィリアム・アレクサンダー・パーシー、ウィリアム・フォークナー、中上健次(敗戦とふたりの父―三島由紀夫『金閣寺』;切り裂かれた天―「則天去私」から;語らぬ言葉―敗北の文学へ;第三世代の戦後文学―父、その沈黙の意義 ほか)
敗北の文学のために(コーダ)

著者等紹介

後藤和彦[ゴトウカズヒコ]
1961年福岡市生まれ。アメリカ文学専攻。東京大学大学院博士課程中退。立教大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun'ichiro AKIKUSA

3
勉強になりました。最後の方で後藤先生の伯父が後藤明生だったと明かされるのがびっくりする。2018/10/09

takao

0
ふむ2025/06/02

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