出版社内容情報
本書では「キャラクターはそこそこ描けるけど背景は苦手」、「自分の作品の背景は白やグラデーションばかり」といった人に向けて背景の描き方を紹介しています。ただし、お絵描きアプリやソフトでの絵の描き方や彩色については扱いません。本書のテーマは、漫画やイラストを描く際の「手間をかけすぎずに、できるだけ作画コストを抑えて背景を描くコツ」です。すぐ参考にできる背景のバリエーションから、場面ごとの上手な手の抜き方、クオリティを高見えさせる効果的な背景の考え方など。本書を通して、背景を効率的に描く為のポイントを押さえ、「頑張りすぎない背景作画」を目指していきましょう。
目次
序章 基礎編(覚えておきたい基礎知識)
第1章 初級編(人物の後ろに何が入るか考えよう;要素を合わせてストーリー性を高めよう ほか)
第2章 中級編(人物をより効果的に見せる為に モブ(人)を背景に配置する
優先順位の低い部分の作画を省く モブ(人)を障害物にする ほか)
第3章 応用編(場面全体を描くことができる 上から見下ろす構図;キャラクターに「見られている」場面には 下から見上げた構図 ほか)
第4章 実践編(資料を集める前に 著作権について知っておこう;資料を集める為に いろいろな媒体から探してみよう ほか)