出版社内容情報
イギリス怪奇小説のアンソロジーの目次を見ていると、女性作家の名が多いのに気づきます。ゴシック小説の時代から女性作家は活躍していますが、日本では、M・R・ジェイムズやE・F・ベンスンら男性作家に比べ、女性作家は訳書も少なく、まだあまり知られていません。そこで本書では、『フランケンシュタイン』で後世に多大な影響を与えたメアリー・シェリーから、『レベッカ』のダフネ・デュ・モーリアまで、10人の作家の中短編を集めました。幽霊、猟奇残虐事件、オカルト探偵、奇蹟……多彩な物語とともに、彼女たちの名を記憶にとどめていただけますよう。
著者等紹介
牧原勝志[マキハラカツシ]
『幻想と怪奇』編集室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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