ポルタ文庫<br> まなびや陰陽―六原透流の呪い事件簿

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ポルタ文庫
まなびや陰陽―六原透流の呪い事件簿

  • 硝子町 玻璃【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 新紀元社(2020/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784775317990
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【ポルタ文庫】葉に衣着せない直情刑事×掴みどころのないおっとり陰陽師による、人と怪異の物語。

内容説明

幽霊の姿が見えることを周囲に隠している刑事の保村恭一郎は、呪いによる殺人が可能だと信じる先輩刑事の笠井に連れられ、六原透流という男に会いにいく。業界では知る人ぞ知る陰陽師らしいが、普段は陰陽道講座で講師を務める六原は、意見を求められると「呪殺はできない」と答えた。がっかりする笠井だったが、頼りない風貌をした六原の“実力”に気づいた保村は、この世ならざるものの力が関与しているとしか思えない不可解な事件の捜査に、六原を協力者として引っ張り込むことにするのだが…。歯に衣着せない若手刑事×掴みどころのないおっとり陰陽師による、人と怪異の物語。

著者等紹介

硝子町玻璃[ガラスマチハリ]
2014年に第2回なろうコン大賞受賞作『異世界の役所でアルバイト始めました』(双葉社モンスター文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

47
まぁ幽霊が視える刑事さんですから女クセが悪くてもそれほど酷い男ではなさそうだし、陰陽師らしくない六原さんはなんだか自殺志願者にも見えました。どっちもどっちみたいなところはありますが、たまにクスリどころか爆笑場面もありこの続きがあれば読みたい本の仲間入りです。お互いに人から一歩引いているようなところがあるからこのコンビに魅かれるのかもしれません。2021/01/19

きたさん

8
読みにくくは決してないのだけれど、いまいち輪郭がはっきりしなかった印象。マンガとかアニメとかで見た方が楽しいかも。ただ徐々にキャラが固まっていくのを実感できるので、次巻はもっとスムーズに楽しく読めるかも。2020/01/20

紅羽

5
幽霊が見える刑事さんと現代に生きる陰陽師の怪異譚。作風も漫画のようにテンポも良く軽い感じですが、わりと事件や死体描写はリアル寄りで、二人の愉快なやり取りとの差が面白いです。続編があったら是非読みたいです。2022/03/15

sion

2
幽霊が見える女にだらしがない保村と陰陽師の六原のやり取りが面白い。意外とホラーだぞ。 散々調べてわからないが話すと掴みどころのなさが分かる六原はなんだか不老不死や不老長寿かもしれない。 続き読みたいな2021/06/02

フジ

1
◎チャラい刑事・保村と、どこか抜けているけれど凄腕の陰陽師・六原が呪いと思われる事件の捜査をするお話。面白かった。幽霊の描写もほどほどに不気味でよかった。保村は、チャラいけれど優しくていい人っぽいし。2人の会話もクスッとさせられて面白いし、テンポも良いのでスラスラ読めました。続きがあったら読みたいですね。2021/06/09

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