出版社内容情報
中国やビルマ、そして太平洋など、1930年代から1945年8月の終戦まで活躍を続けた日本陸海軍航空部隊。彼らの活躍は今もって戦記ファン、飛行機ファンに根強い支持を受けています。とくに、陸軍の航空機はさまざまなマーキングが施されており、その日本軍機らしからぬ華々しい塗装は大きな魅力となっています。
本書は、九五式戦闘機のような日中戦争劈頭を戦った複葉機から、太平洋戦争時の主力である一式戦闘機「隼」、飛燕や疾風など大戦後半の機体に至るまで、帝国陸軍が誇った戦闘機たちの個性的な塗装を、デジタルイラストで定評のある西川幸伸氏の作品で紹介するものです。収録した塗装パターンは最新の研究成果に基づいたもので、航空機ファンは元より、モデラー、研究者など幅広い読者に勧められる一冊です。
内容説明
陸軍航空隊の黎明期を支えた機体から大戦を経て掉尾を飾った五式戦に至るまで、主要戦闘機9機種の側面図を合計238機種分収録!雑誌掲載時のデータを大幅に加筆修正し、陸軍機ならではの見所である非常にカラフルな機体塗装・部隊マークを施された機体を多数収録。機体側面図を総覧することで陸軍航空隊独特のカラフルな機体塗装の魅力を解き明かす、日本軍機ファン必携の一冊だ。
目次
国産黎明期の日本陸軍戦闘機
中島 キ27 九七式戦闘機
中島 キ43 一式戦闘機 隼
中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗
川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕
中島 キ84 四式戦闘機 疾風
川崎 キ100 五式戦闘機
実機写真で見る帝国陸軍部隊マーキング例