内容説明
時は平安、国家太平を願う神事『御魂鎮神事』が迫る京の都。この神事の巫女という大役を巡る「うたくらべ」が開かれ、都随一の歌姫と噂された鈴音子は、家名にまつわる恐るべき陰謀に巻き込まれることに…。恋と陰謀渦巻く京の都を舞台にした『シノビガミ』平安リプレイが登場！
著者等紹介
長尾姿子［ナガオシナコ］
東京西部の秘密結社、冒険企画局所属の音楽家。東京東部出身。現在、北国と東京を行ったり来たりしている生活を送っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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warimachi
2
平安ルールが作り込まれていないことは少々不満だが、リプレイがとにかく壮絶。戦闘はいまいち盛り上がらなかったが、各シーンにおけるロールプレイが「そこまでやるか」というほどの勢い。これはエモい系のサイフィクPLは必読でしょう。2018/09/30
ivnin
2
初期衝動のセンスの良さは認めるところ。その後のうまくいかなさを世に残す価値はある。ちょっとクライマックスに向けての盛り上がりが弱いかなあ。なんでだろうね？2016/07/04
akiu
1
『シノビガミ悪 七人の悪魔忍者』で強烈な悪女ムーブをキメ、皆を恐怖のどん底に陥れたシナコさんGMによるリプレイは、平安時代を舞台に愛憎渦巻くドロドロシナリオであった。【秘密】がめくられるたびに明らかになる真実と（プレイヤーの）叫び。リアルに何度も声が出てしまった。ひどい（褒め）。愛憎が渦巻きすぎて色々ハプニングが起きてからの、アドリブによる立て直しは、マスタリングあるあるとして面白く読めた（大変だっただろうな…自分でまいた種だけど）。最終的にはとてもアツい展開だった。巻末のランダム歌表も良さげ。2019/12/12
こうし
1
乙女ゲー要素や入り乱れる人間関係のストーリーは一見人を選びそうだったけど、細かな気配りや、ＧＭのポリシー、ルールに対する解釈などリアルＴＲＰＧの進行がよくわかり、むしろ誰でも入りやすいＴＲＰＧリプレイの良書に思えました。ＧＭはまよキンのシナコさん。欄外の不思議様の歌が懐かしかった。ふしぎだねっ♪2015/09/19
ひい
1
TRPG初心者がいるのに、乙女ゲーのはずなのに、ほっこりのはずなのに… 素敵です！ プレーヤーたちが行き詰まってしまった時のアドリブって悩みどころなのでとても参考になりました。2015/08/30
