内容説明
猫のいるパブ10軒、猫のいる宿6軒…英国の看板猫たちに会いにいこう。
目次
LONDON(ザ・プライド・オブ・スピタルフィールズ;ザ・シェイクスピア;オールド・キングス・ヘッド;ザ・フープ&グレイプス;ザ・シャーロット・デスパード;ザ・ブラインド・ベガー;ガンメーカーズ;ハーリングフォード・ホテル;ザ・コロネイド;ザ・ルーカリー)
DEVON(クリフォード・アームズ)
YORK(トラファルガー・ベイ;ザ・プラウ・イン;ザ・ファージングズ)
GLASGOW(アラモ・ゲスト・ハウス)
EDINBURGH(アリソンズB&B)
著者等紹介
石井理恵子[イシイリエコ]
雑誌編集者を経て、現在フリーランスのライター兼エディターとして活動中。映画、テレビ、ペット、旅行関係(おもに英国)のジャンルで執筆するほか、ブログ「英国偏愛」にて、自身の英国体験や、気になる英国情報を公開している。静岡県出身
トム宮川コールトン[トムミヤガワコールトン]
1981年東京生まれ、英国育ちの日英ハーフ。London College of Communicationにてドキュメンタリー写真のMAコースを修了し、2009年から日本を拠点にフリーの写真家として活動中。2010年に第6回「名取洋之助写真賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miww
87
英国のパブやホテルで暮らす看板猫達。こちらもかわいいニャンコがいっぱい。パブといってもランチでフードメニューを出すところも多く、昼夜問わずお客さんから食べ物をもらう子、ホテルのチェックインカウンターで出迎えてくれる子、ドアをノックして開けてもらう賢いニャンちゃんもいました。とっても美しいレディ・グレイ、困ったお顔の茶トラの子が印象的でした。建物の歴史を感じる素敵な外観、内装にも目を奪われた。さすが英国。ヨーロッパの街並みには憧れる事しきり。2017/05/13
lonesome
51
絵になるなあ。英国のパブねこ、宿屋ねこたち。どの猫も、椅子に座ったりバーカウンターでくつろいだり、机の上に寝そべったり椅子の下に控えたり。笑。みんなカメラに向ける顔が誇らしげなのは、飼い主さんや訪れる人たちから愛され、猫たちも職務を全うしている自信があるからに違いない。イギリスのパブやホテルというだけで風格や伝統や趣を感じるのに、そこに凛々しく可愛い猫がいるだけで幸せでアットホームな空気が伝わってくる。日本だと新代田のライブハウスの犬と吉祥寺のアイス屋さんの猫が印象深いけど、ああ逢いたくなるなあ。2016/07/03
ささのは
38
こんなパブの主人、イギリス人にいそうと思える、堂々たる体躯をした表紙の猫を始め、個性的で可愛い猫達がいっぱい。イギリスのパブやホテルで飼われている猫達を、写真と文章で紹介してくれる。猫それぞれにも人生ならぬ猫生があるのだなあとそれまでの来し方を読み、しみじみ。写真ではみな幸せそうで何よりだ。猫が主役だが、背景としてのインテリア、エクステリアも素敵で絵になる。個人的にはホテル住まいのレディ・グレイが一番のお気に入り。頬杖をついて微笑んでいるような写真はまさに淑女で愛らしい。2016/07/10
Koning
28
タイトルと表紙写真が全てを物語る本(笑)。パブに済んでる猫。ただそれだけなんだけど、それだけでいいじゃんという(笑)。ロンドンとデヴォン、ヨークそしてグラスゴーとエディンバラのパブとかインが紹介されてるんだけど、カーディフとかスウォンジーとか入れて欲しかった。うん。で、取材中は元気だったりした子達のウチもはや天に召されちゃった猫が居て飼い主から連絡があった話が書いてあったりして中々に来るものもあったりします。ホント愛されてたんだね、君はというか。2014/09/16
たまきら
22
うわあ、やられた~。カフェ猫の海外版なんですが、緻密な取材とうっとりするような写真で幸せな気持ちになれる本です。そして多くの猫たちとフェイスブックやネットで出会えるのもいい♡まだ娘が小さいのでパブに行くのはちょっと先になりそうだけど、ゆっくりじいさんばあさんになったらこういう町を夫や友人と旅行したいなあ。読み友さんから。2017/08/18