内容説明
カノン砲、榴弾砲、臼砲、艦載砲などの大砲の種類や、使用される火薬、薬莢、弾丸などを図解で解説。
目次
第1章 大砲の仕組み(大砲はどう分類されるか?;大砲の基本的な構造とは? ほか)
第2章 陸上の火砲(ヨーロッパ最初期の火砲とは?;石弾を発射した「ボンバード」とは? ほか)
第3章 海上の火砲(「艦載砲」の登場は海上戦をどう変えた?;艦載砲を有効に使うための陣形とは? ほか)
第4章 雑学(中国で発明された大砲の元祖とは?;鉄の甲胄を貫通した地雷「震天雷」とは? ほか)
著者等紹介
水野大樹[ミズノヒロキ]
1973年生まれ。静岡県出身。出版社、編集プロダクション勤務を経て、現在はフリーライター(たまにフリーエディター)として活動している。歴史分野の執筆を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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電羊齋
2
火砲についての良い入門書。中世における火砲の発生から近現代までの火砲の歴史、火砲の構造、分類について要点をうまく押さえている。図もわかりやすい。2020/02/16
ゴジラ 芹沢
0
火砲と言っても大規模な火薬全般を解説してあって、何も大砲のみという訳ではない。2014/07/16
かずら
0
大砲のしくみ、その種類について図とともに説明する本。とにかく図が多くて見やすく、眺めているだけで楽しめました。陸上の大砲から艦載砲まで広く浅く書いているため、ニッチな知識を求めている人には向かないかもしれません。ミリタリー知識がほとんどない私にとってはちょうどいい難易度でした。「砲兵は狙われる」や「弾を後ろから入れられなかった」などの情報はまったく知らなかったので参考になりました。2014/06/11
mittaka
0
絶え間ない戦いの歴史の中で、人類が手にした兵器の一つ「火砲」。その誕生、改良の歴史および、さまざまな種類について学んだ。その中で「モンス・メグ」は実物を見て触ったことがあるので親近感を感じた。あらためて「モンス・メグ」の射程距離が鉄弾で1.3キロメートル、石弾はその2倍あることを知り、その威力に驚いた。2014/03/30
カティサーク
0
火砲の歴史、構造や運用方法がよくわかりました。広い年代をカバーしてるので、専門的知識を欲して読む方にはものたりないのかも。 歴史の本を読むうえで、理解の助けになる本でした。2013/09/03