内容説明
図解でわかる、雲梯、バリスタ、カタパルト。ギリシア、ローマ、中国などで人類が戦いのために発揮した数々の英知が、多くの古代兵器を生み出した。
目次
第1章 古代兵器とは?(なぜ兵器が誕生したのか;中石器時代の兵器革命とは ほか)
第2章 西洋の古代兵器(人類が初めて発明した兵器・スリング;巨大な投石器カタパルトの登場 ほか)
第3章 中国の古代兵器(中国で開発された大型の弓・床子弩;諸葛亮の開発といわれる連弩とは ほか)
第4章 雑学(古代ローマで行われた「戦車」競走;スパルタクスの「葡萄の梯子」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラヤ3
1
西洋と中国にわけて説明。武器、兵器それぞれ似通っている物が開発されてきていて、生死をかけた戦いに知力をかたむけていくと似てくるのだなと思った。2023/12/04
クロネコ
1
やはり戦争において重要な兵器が「戦車」と「船」であることは古代から変わらないんだな、と実感。先人たちが思考に思考を重ねて作り上げた兵器が現在でも使われていると思うと、人間って同じことを繰り返すことしかできないんだなぁと少し悲しくなった。また、本書には歴史上の戦争に関するエピソードも載っているので、高校の授業で習った世界史上の戦いについて学び直すこともできるかも。2014/09/17
多摩
0
主に地中海世界と中国で、古代から中世くらいにかけて使われた兵器が解説されています。 兵器の構造や能力だけでなく、その兵器が生まれた背景や、どの戦いにどう投入されてどんな戦果を上げたか、その後の歴史にどのような影響を及ぼしたか等が簡潔にまとめられています。 古代兵器そのものについてだけでなく、古代兵器を中心とした広い知識を手堅く得られる本だと思います。
サドルマン
0
このシリーズ、俺みたいなにわかには最高。メイドとか銃格闘?とか最近本屋でよく見る。全国の各種にわかファンにおすすめ。値段も手ごろ? また買おう。2012/04/23
K
0
カタパルトや弩って数100m飛ばせるんか!ねじりばねって凄い…。戦象は味方にも危ない兵器なのね。2024/02/25