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内容説明
数千年の長い歴史を持つ中国は、幻想世界の住人たちにとって絶好の住処である。本書では、膨大な量の怪奇小説、奇怪な事件の記録から、代表的な神、神獣、妖怪、怪物、精、鬼、不死者などを紹介している。日本の妖怪などの架空の生き物が、いかに中国からの影響を受けているかを再認識できる。
目次
創―世界の創造
神―古き神々と神獣
珍―奇怪な獣
精―精怪
妖―妖怪
鬼―鬼怪
外―はるかな国々と不思議な民
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴなす
0
やっと読み終わったー! 中国の幻想生物たちも、なかなかクセのあるやつ多いなー。2014/08/21
角
0
N2013/04/04
考えない人
0
中国の伝説の神、神獣、妖怪等が紹介されている。日本の妖怪が中国の妖怪からかなりの影響を受けていることがわかる。ただし、中国では「狸」がタヌキではなくヤマネコだったり、「鬼」が幽霊のことを指していたりと微妙な違いがあるのも興味深かった。中国は国土が広いためか、架空の物体や生物も巨大なものが多い。たとえば聖地・崑崙にそびえる九重の城の高さは、四十四億五千五百十五万四千四百八十五メートル。あまりに巨大過ぎて想像することもできない。2023/03/13