内容説明
現実の世界には、未だに未知の領域があります。それは、霊的現象や精神内で起こる原因不明の病気など、未確定なものたちです。それらを、“悪魔・怨霊・霊・鬼”として、遥か昔から悩める人々に救いの手を差しのべていた者たちが世界各地に存在しました。それが、エクソシスト、修験者をはじめとする祓魔師なのです。そして彼らは今もなお、世界に存在し続けています。本書では、未確定なものを“ゴースト”とし、それらを鎮める祓魔師を“ゴーストハンター”として、彼らの概念、戦闘術、服装&アイテム、事件簿を紹介します。
目次
序章 ゴーストハンター入門
第1章 エクソシスト
第2章 日本のゴーストハンター(仏教者;修験者;陰陽師;民間宗教者)
第3章 世界のゴーストハンター
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロモ
0
図書館より。洋の東西を問わず、筆者がゴーストハンターと定義するもの全部が分かりやすく纏められています。この本は淡々と辞書のようなものなので、受け取り方は色々だと思います。私の感想は、神父さん達が悪魔に挑まれていたように、人も誘惑の中に生きている、なので、誘惑に堕ちないようにしたいものだ、です。2023/06/04
竜王五代の人
0
悪霊に対処する職業の人々を、カトリックのエクソシストを筆頭に、儀式・服装・代表的な人物とそのエピソードと、割と外見的なところに注目して列挙した本。このシリーズの中でも特にファンタジー小説やRPGの種本としてよろしいと思う。2021/08/04
カムリン
0
図書館で見つけて、なんか懐かしくて借りちゃった。この絵、この装丁。昔こんな感じのRPG資料集みたいなシリーズ本を読み漁っていた時期がある。懐かし~、懐かし~。中身もなんか懐かしい。真言とか九字とか好んで調べた時期があったなあ。映画「エクソシスト」までこんなに詳しく載ってるし。懐かし~。2019/03/23