内容説明
図解でわかる、戦車の傾向と対策。「戦車とはどういった兵器なのか?」といった基本から、戦車のハード面(攻撃力・防御力・機動力)を中心に章立てをした。
目次
第1章 戦車の概念と歴史(戦車とはどのようなものか?;最初の戦車は「陸上軍艦」だった? ほか)
第2章 戦車の攻撃力(戦車に搭載される武装とは?;戦車砲ってどんな砲? ほか)
第3章 戦車の防御力(戦車の装甲はどのように発展したか?;自走砲と戦車は何が違う? ほか)
第4章 戦車の機動力(キャタピラを「無限軌道」というのは何故か?;タイヤ戦車は何故作られないのか? ほか)
第5章 対戦車戦術と特殊戦車(戦車vs.戦車の戦闘;戦車部隊の連携 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
acesmile@灯れ松明の火
9
昔っから思っていた。戦車のプラモデルを作る度「ここはなんでこんな形してるんだろう」とか「外側はわかった、じゃぁ中はどうなってるの?」疑問に思って軍事系雑誌を読んでみたがよく分からなかった。大学生の頃『大戦略』ってSLGにはまったときもますます戦車のことが知りたくなった。いろいろな資料をみて断片的には分かっていったが統計的に把握できたわけじゃない。やっとこの本に出会ったって感じ。陸の王者、男のロマンw戦車に魅了されないなんて男じゃないでしょ。本書内の著者のコラムも男心をくすぐる内容で単に図鑑で終っていない。2011/06/11
徒花
2
戦車の知識ゼロでも、「そもそも戦車とはなにか」という定義のレベルから丁寧に説明してくれるので大変わかりやすい。また、1項目1見開き簡潔で、右ページにはイラストによる図解も挿入されており、イメージがわかりやすいのも◎。章末に挟まれているコラムも戦車愛にあふれており、完成度の高い入門書となっている。2015/08/01
つくも
2
これはどこまでいったら”読んだ”ことになるのか・・2012/01/26
buchi
1
2008年初版の本。10式のC4Iとか16装輪とかの出る前なので、進化してるんだなぁと感動。 戦車は徹甲弾で戦車と戦い、自走砲は榴弾で戦車以外と戦う。榴弾は石榴が語源らしい。 知ってることも知らないことも面白かった一冊でした。 そうかえん行ってみたいな~。2019/08/31
つくし
1
個人的戦車を知ろうキャンペーンその2として読了。安心と信頼の新紀元社だった。ここまで読むと次はそれぞれの戦車を細かく知って行きたくなる。2016/06/01
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- 和書
- 冬物語 文春文庫